あざむく 意味
- 【欺く】
〔「浅向く」の転か〕
(1)相手を信頼させておいてだます。
「人を―・く」「人目を―・く」
(2)(「…をあざむく」の形で)…とまちがえさせる。
「花を―・く美人」「昼を―・くばかりの明るさ」
(3)あたりかまわず口にする。
「月にあざけり,風に―・くことたえず/後拾遺(序)」
(4)相手を恐れず,接する。
「大敵を見ては―・き,小敵を見ては侮らざる/太平記 16」
(5)ないがしろにする。いいかげんに扱う。
「是を見ん人拙+もっと...き語を―・かずして法義を悟り/沙石(序)」
‖可能‖ あざむける
︱慣用︱ 昼を―・雪を―
例文
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- 彼は自分の思い通りにするためなら平気で人もあざむく。
- この私をあざむくために!
- 城のプログラムを あざむくために 死というデータが必要なのだ。
- 城のプログラムを あざむくために 死というデータが必要なのだ。
- 人をあざむくために仕組むたくらみ。
関連用語
あざむ・く: [3] 【欺く】 (動カ五 [四] ) (「浅向く」の転か) (1) 相手を信頼させておいてだます。「人を―・く」「人目を―・く」 (2) (「…をあざむく」の形で)…とまちがえさせる。「花を―・く美人」「昼を―・くばかりの明るさ」 (3) あたりかまわず口にする。「月にあざけり,風に―・くことたえず/後拾遺(序)」 (4) 相手を恐れず,接する。「大敵を見ては―・き,小敵
むく: 【椋】 姓氏の一。 ; 【尨】 毛がふさふさと生えていること。むく毛。 ; 【椋】 (1)ムクノキのこと。 (2)ムクドリの略。 ; 【向く】 ※一※ (動カ五[四]) (1)顔がある物に面する。また,そうなるように動く。 「窓の方を―・く」「右―・け右」 (2)物がある方向を指す。物の正面があるものに面する位置にある。 「南を―・いている建物」 (3)体や気持
あざ: 【字】 〔「あざな」の下略か〕 町や村の中の一区画の名。大字と小字とがある。普通は小字を単に字という。 ; 【痣・黶】 (1)皮膚および皮下組織に色素細胞が異常に増殖したり,充血などによって皮膚が赤色や紫色などに変色した部分。 →母斑(ボハン) (2)あざ・ほくろ・こぶなどの総称。
むく-むく: [1] (副) (1) 雲・煙などが重なり合ってわき出るさま。「入道雲が―(と)わき上がる」 (2) 感情などが高まるさま。「怒りが―(と)頭をもたげてきた」 (3) 起き上がるさま。「―(と)起き上がる」 (4) 柔らかいものが厚くふくらんでいるさま。「―と肥つた,赤ちやけた狗児(イヌコロ)が/平凡(四迷)」 (5) もそもそとうごめくさま。「柳之助の夜着が―と動いたので/多情
あざ-あざ: 【鮮鮮】 (副) あざやかなさま。はっきりとしたさま。「水のいろはなやかに,―として/紫式部日記」
かざむ: においを嗅ぐ。 「名聞(ミヨウモン)の盛物(モリモノ)も…仏には巻藁(マキワラ)ばかりを―・ませ/滑稽本・志道軒伝」
きざむ: 【刻む】 〔「きざ」は段(キダ)と同源〕 (1)刃物で細かく切る。切って細かくする。 「ネギを―・む」 (2)浅く狭い切れ目を入れる。刻み目をつける。 「文字を―・む」「柱に―・む」 (3)彫刻する。彫って像などを作る。 「仏像を―・む」 (4)細かい区切りをつけながら進行する。 「目盛りを―・む」「時を―・む」 (5)深く心にとどめる。 「教訓を心に―・む」 (6)責
さむ-ざむ: [3] 【寒寒】 (副)スル (1) いかにも寒そうなさま。「―(と)した風景」 (2) 殺風景なさま。「家具一つない―(と)した部屋」
つゆ-ざむ: [0] 【梅雨寒】 (「つゆさむ」とも) 梅雨の時期に時々訪れる寒さ。梅雨冷え。 [季] 夏。「―の一日」
ねざむ: 【寝覚む】 ⇒ねざめる
むくむく: (1)雲・煙などが重なり合ってわき出るさま。 「入道雲が―(と)わき上がる」 (2)感情などが高まるさま。 「怒りが―(と)頭をもたげてきた」 (3)起き上がるさま。 「―(と)起き上がる」 (4)柔らかいものが厚くふくらんでいるさま。 「―と肥つた,赤ちやけた狗児(イヌコロ)が/平凡(四迷)」 (5)もそもそとうごめくさま。 「柳之助の夜着が―と動いたので/多情多恨(紅葉)
むくむくし: 非常に気味が悪い。恐ろしい。 「―・しく聞きならはぬ心地し給ふ/源氏(東屋)」
むくむく・し: (形シク) 非常に気味が悪い。恐ろしい。「―・しく聞きならはぬ心地し給ふ/源氏(東屋)」
あざあざ: 【鮮鮮】 あざやかなさま。はっきりとしたさま。 「水のいろはなやかに,―として/紫式部日記」
あざあざし: 【鮮鮮し】 はっきりとしている。あざやかだ。 「―・しくは申さねども,あらあら一義を顕はすべし/謡曲・賀茂」