あしかた 意味
関連用語
あしか: 【海驢・葦鹿】 (1)食肉目アシカ科の海獣の総称。アシカ・トド・オットセイ・オタリアなどを含む。 (2){(1)}の一種。体長は雄が約2メートル,雌は約1.5メートル。毛は暗褐色。四肢は遊泳に適するよう,魚のひれ状に変化している。一夫多妻で,群れをなして生活し,警戒心が強い。太平洋に広く分布。うみうそ。 (3)〔アシカは眠りを好むと信じられたことから〕 眠たがる人。特に,よく眠る若い遊
あし-かた: 【屟・屐】 古代の履物の一種。 [新撰字鏡]
かた-あし: [0] 【片足】 (1) 一方の足。「―とび」 (2) 一組の履物の片方。 (3) 足が一本しかないこと。また,その人。
しかた: 【志方】 姓氏の一。 ; 【仕方】 (1)物事をする方法。やりかた。手段。 「話の―」「運転の―」 (2)振る舞い。しうち。 「礼を欠く―」 (3)身振りや手まね。 「五月乙女(サオトメ)に―望まんしのぶ摺(芭蕉)/雪満呂気」 ――が無・い 「仕方無い」に同じ。
あしかが: 【足利】 栃木県南西部の市。足利氏発祥の地。足利銘仙をはじめとする伝統的な繊維工業のほか,機械・化学工業も進出。もと宿場町。 ; 【足利】 姓氏の一。室町将軍家。清和源氏。源義家の子義国を祖とする。下野(シモツケ)国足利の地を本拠として勢力を拡張し,尊氏(タカウジ)の代には鎌倉幕府を討滅して室町幕府を開いた。義満(ヨシミツ)の代に最盛期を迎えたが,その後は常に将軍の地位を強大な守護大名
あしかけ: 【足掛(け)】 (1)足を掛けること。また,足を掛けるもの。 「―上がり」 (2)相撲などで,足を相手の足に掛けて倒す技。 (3)年・月・日などを計算する場合,始めと終わりの端数を一として計算する時に使う語。 「転勤してから,もう―五年になる」 →満 →丸
あしかせ: 【足枷】 (1)〔「あしがせ」とも〕 昔の刑具の一。罪人の足にはめて,その動作を束縛するもの。あしかし。 →手かせ (2)人の行動や自由を束縛するもの。 「受けた恩が―になる」
あしかび: 【蘆かび】 歌論書。一巻。小沢蘆庵著。1790年成立,1800年刊。「ただごと歌」の主張をした書。
あしからず: 【悪しからず・不悪】 悪く思わないで。気を悪くしないで。相手の意にそえず申し訳ないという気持ちを表す語。 「―ご了承下さい」
あしから-ず: [3] 【悪しからず・不悪】 (連語) 悪く思わないで。気を悪くしないで。相手の意にそえず申し訳ないという気持ちを表す語。「―ご了承下さい」
あしかり: 【葦刈り・蘆刈り】 葦を刈ること。また,その人。﹝季﹞秋。 「―に堀江漕ぐなる楫(カジ)の音は/万葉 4459」 ; 【蘆刈】 能の曲名。四番目物。妻と別れ,蘆売りにまで落ちぶれた日下(クサカ)左衛門が,貴人に仕えて立身した妻に再会する話。
あしかわ: 【足革】 「足緒(アシオ){(2)}」に同じ。
にほん-あしか: [4] 【日本海驢】 かつて日本近海に生息したアシカ。皮と油を求めて乱獲され激減。1950年代に竹島で生息が確認されたが,その後絶滅したと考えられる。カリフォルニア-アシカに似るため,その亜種とされる。
かたあし: 【片足】 (1)一方の足。 「―とび」 (2)一組の履物の片方。 (3)足が一本しかないこと。また,その人。
かたは-の-あし: 【片葉の葦】 茎の片方にしか葉が生えない葦。八幡太郎の立てた片羽の白矢が根を生じたものとか,熊谷直実の馬が葉の片方を食い残したなど,種々の伝説がある。