あしがもの 意味

発音を聞く:
  • 【葦鴨の】
    葦辺に鴨が群れいることから,「うち群れ」にかかる。
    「―うち群れて/土左」

関連用語

        あしがも:    【葦鴨】 〔葦辺に群れているところから〕 鴨。 「渚には―騒き/万葉 3993」
        あしがも-の:     【葦鴨の】 (枕詞) 葦辺に鴨が群れいることから,「うち群れ」にかかる。「―うち群れて/土左」
        あし-がも:     【葦鴨】 (葦辺に群れているところから) 鴨。「渚には―騒き/万葉 3993」
        がもの:    〔助詞「が」に名詞「もの」が付いたもの〕 …の値打ちに相当するもの。…分。 「十五六両―売つてくれ/浄瑠璃・生玉心中(上)」
        つくしがも:    【筑紫鴨】 カモ目カモ科の鳥。雄は全長60センチメートル余りで,雌はやや小さい。全体が白く,頭と首は暗緑色。くちばしは赤く,尾の末端は黒い。日本には冬鳥として九州の有明海の干潟などに少数渡来する。
        とおしがも:    【通し鴨】 夏になっても北へ帰らないで残っている鴨。﹝季﹞夏。《―道灌濠に見つけたり/高浜年尾》
        よしがも:    【葦鴨】 カモ目カモ科の水鳥。全長約46センチメートル。雄は頭部の金属光沢のある黒色の羽毛と翼の三列風切羽が長くのびて美しい。雌は地味な褐色。アジア東北部に分布。日本では北海道で繁殖。冬は本州以南の各地や台湾に渡る。ミノガモ。ミノヨシ。
        あがもの:    【贖物】 〔「あかもの」とも〕 (1)祓(ハラエ)の際に,身のけがれや罪を代わりに負わせて川などに流す装身具や調度品。形代(カタシロ)。 (2)罪のつぐないとして出す財物。
        いがもの:    【伊賀者】 伊賀の郷士で,戦国時代より忍びの者として斥候・間諜(カンチヨウ)などにあたった者。江戸時代には幕府の諜報活動や雑役に従事した者の職名。伊賀衆。伊賀組。
        いんがもの:    【因果者】 悪業の報いを受ける者。因果人。
        こうがもの:    【甲賀者】 甲賀郡土着の郷士。戦国時代,伊賀者とともに忍びの者として活躍し,一部の子孫は江戸初期,幕府に仕えて鉄砲同心などを勤めた。甲賀衆。
        そがもの:    【曾我物】 曾我兄弟の仇(アダ)討ちを題材とした,能・幸若舞(コウワカマイ)・浄瑠璃・歌舞伎などでの総称。
        ながもの:    【長物】 (1)長い物。細長い物。 (2)特に普通より長い刀。 (3)蛇を忌んでいう語。
        ひがもの:    【僻者】 心のねじけた者。 「かかる―なれば世づかぬ文は書き出だしたるなりけり/落窪 2」
        やまがもの:    【山家者】 山家育ちの人。

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