あしでがき 意味
関連用語
あしで-がき: [0] 【葦手書き】 「葦手{ (1) }」に同じ。
あしで: 【葦手】 (1)文字を絵画風にくずして,水辺の葦を中心に水流・岩・草・鳥などをかたどったもの。平安時代に行われた。文字絵。葦手書き。 (2){(1)}に描かれているような文字の書体。 (3)「葦手絵」に同じ。
そでがき: 【袖垣】 建物などのわきに添えて造った幅の狭い垣根。 ; 【袖書き】 (1)古く,文章の右端の余白に別筆で書き添えたこと。認否・指示などの文言をしるした。また,その文言。 (2)文書の書き手が追伸としてあるいは余白が不足したため右端の空白を用いてしるした文言。
ふでがき: 【筆書き】 毛筆で書くこと。また,毛筆書きのもの。 「―の履歴書」
さしでがましい: 【差(し)出がましい】 出しゃばるような感じを与える。よけいなことをするような感じがする。 「―・いようですが,私にも言わせて下さい」 ﹛派生﹜——さ(名)
あしでえ: 【葦手絵】 大和絵の一。中世に葦手{(1)}から発展して,絵の中に葦手の文字を組み込んだり,葦手の文字と絵とで一つの歌を表したりした装飾的絵画。料紙の下絵や蒔絵(マキエ)の意匠に用いられた。
あしでもじ: 【葦手文字】 「葦手{(2)}」に同じ。
あしで-え: ―ヱ [3] 【葦手絵】 大和絵の一。中世に葦手{ (1) }から発展して,絵の中に葦手の文字を組み込んだり,葦手の文字と絵とで一つの歌を表したりした装飾的絵画。料紙の下絵や蒔絵(マキエ)の意匠に用いられた。
あしで-もじ: [4] 【葦手文字】 「葦手{ (2) }」に同じ。
ひとふでがき: 【一筆書き】 (1)墨継ぎをしないで一気に書くこと。また,そのようにして書いた書画。いっぴつがき。 (2)直線または曲線で描かれた図形を,同じ線を二度以上通らず,紙面から筆を一度も離さないでなぞり終える書き方。
あし-がき: 【葦垣】 (上代は「あしかき」) (1) 葦で結った垣根。「―の隈処(クマト)に立ちて/万葉 4357」 (2) 催馬楽(サイバラ)の曲名。「声いとなつかしくて―うたふ/源氏(藤裏葉)」
あしでまとい: 【足手まとい】 an impediment; a burden. ~になる be a drag<on> .
ちゃせんそでがき: 【茶筅袖垣】 竹を筋違いに組み,その上部を縦に編んだ袖垣。
ちゃせん-そでがき: [4] 【茶筅袖垣】 竹を筋違いに組み,その上部を縦に編んだ袖垣。
てっぽうそでがき: 【鉄砲袖垣】 焼いた丸太や竹,磨いた棕梠(シユロ)材などでつくった袖垣。