あしならし 意味
- 【足馴らし】
(1)(走ったり歩いたりするために)あらかじめ足の調子を整えること。
「―に軽く走る」「退院に向けて―をする」
(2)準備行動。下準備。
関連用語
あし-ならし: [3] 【足馴らし】 (1) (走ったり歩いたりするために)あらかじめ足の調子を整えること。「―に軽く走る」「退院に向けて―をする」 (2) 準備行動。下準備。
あしな: 【蘆名】 姓氏の一。会津国黒川を領した戦国大名家。相模国三浦郡蘆名から南北朝期に会津へ下向したという。会津守護と呼ばれ,権勢をふるった。
ならし: 【平し・均し】 (1)ならすこと。たいらにすること。平均すること。 「―で百円」 (2)衣服などを掛けるために壁にそってつるしておく竿(サオ)。かけ竹。ならし竹。 ; 【慣らし・馴らし】 (1)ならすこと。練習。 「―運転」「―に一矢づつ射て見候はん/太平記 17」 (2)ならわし。習慣。 「宇治勢多―に馬筏を組んで渡して/盛衰記 34」 ; 〔断定の助動詞「なり」に推
おしならぶ: 【押(し)並ぶ】 ※一※ (動バ五[四]) いっしょに並ぶ。並ぶ。 「―・んで跪(ヒザマズ)いた時/婦系図(鏡花)」 ※二※ (動バ下二) 並ぶようにする。無理に並ばせる。 「馳(ハセ)来り,―・べてむずと組む/平家 7」
さしならぶ: 【差し並ぶ】 ※一※ (動バ四) 並ぶ。 「―・ぶ隣の君はあらかじめ己妻(オノヅマ)離(カ)れて/万葉 1738」 ※二※ (動バ下二) 並べる。 「心やすく―・べて見たてまつり給ふを/浜松中納言 5」
なら-としなが: 【奈良利寿】 (1667-1736) 江戸中期の刀装具彫金師。通称,太兵衛。奈良三作の一に数えられる名工。縁頭(フチガシラ)の製作にすぐれる。
押しならす: 押し均す; 平均する; 均す; 押均す; 均らす
あしなえ: 【蹇・跛】 足が悪く歩行が不自由なこと。また,その人。
あしなか: 【足半】 足の裏半ばまでくらいの長さで,かかとの部分のない藁草履(ワラゾウリ)。足半草履。半草履。
あしなが: 【足長】 (1)足が長いこと。 (2)遠くまで行くこと。(船の)航海距離が長いさま。 「―に出たほどに兵糧よろづが大義/蒙求抄 6」 (3)〔山海経(センガイキヨウ)〕 足が非常に長いという想像上の人間。手長(テナガ)とともに清涼殿の荒海の障子に描かれていた。
あしなが-ぐも: [5] 【足長蜘蛛】 クモの一種。体も脚も細長く,黄褐色。体長15ミリメートル内外。第一歩脚は特に長い。丸網を水平に張り,昆虫を捕食する。本州・四国・九州に分布。
あしなが-ばち: [4] 【足長蜂】 (飛行中,脚を長くのばして下げるのでいう) アシナガバチ属のハチの総称。フタモンアシナガバチ・セグロアシナガバチなど。枯れ枝や古い木材をかみくだき,唾液(ダエキ)で練ったものを材料にして,六角柱状の小部屋を並べた巣を軒下や木の枝に作る。 [季] 春。
あしなずち: 【脚摩乳・足名椎】 記紀神話の神。大山祇神(オオヤマツミノカミ)の子。奇稲田姫(クシナダヒメ)の父。手摩乳(テナズチ)はその妻。
あしなべ: 【足鍋】 三本の足のある鍋。小型の鼎(カナエ)。
あしなみ: 【足並(み)】 (1)人や馬が列をなして進む時の,足の運び具合。歩調。 「―をそろえる」 (2)大勢で行動するときのまとまり具合。 「野党の―がそろわない」 (3)(「に」を伴って副詞的に用いて)ひと足ごとに。 「うち入れうち入れ―に,銜(クツバミ)をひたして攻め戦ふ/謡曲・八島」