あしやどうまん 意味
- 【蘆屋道満】
平安中期の陰陽家(オンヨウケ)。安倍晴明と術くらべをしたと伝えられる人物。のち浄瑠璃などに脚色された。生没年未詳。
例文
- また、本来律令で禁止されているはずの陰陽寮以外での陰陽師活動を行う者が都以外の地方にも多く見られるようになったのもこの頃であり、地方では蘆屋道満(あしやどうまん)などをはじめとするカリスマ民間陰陽師が多数輩出した。
関連用語
あしや-どうまん: ―ダウマン 【蘆屋道満】 平安中期の陰陽家(オンヨウケ)。安倍晴明と術くらべをしたと伝えられる人物。のち浄瑠璃などに脚色された。生没年未詳。
あしやどうまんおおうちかがみ: 【蘆屋道満大内鑑】 人形浄瑠璃。時代物。竹田出雲作。1734年初演。通称「葛の葉」。和泉国信太(シノダ)の森の白狐が女に化けて安倍保名(アベノヤスナ)と契って安倍晴明を生んだという伝説を脚色したもの。四段目の「子別れ」が有名。
あしや: 【芦屋】 〔古くは「あしのや」。中世以降「あしや」〕 (1)兵庫県南東部の市。神戸市に隣接し,阪神地区の高級住宅地。菟原処女(ウナイオトメ)の伝説が残る。また,在原業平ゆかりの地。((歌枕))「蘆の屋の昆陽(コヤ)のわたりに日は暮ぬいづちゆくらむ駒にまかせて/後拾遺(羇旅)」 (2)福岡県北部,響灘に面する町。遠賀(オンガ)川河口の港として,古くは崗水門(オカノミナト)と記され,中世以降
うま-やど: [0] [3] 【馬宿】 駅伝・伝馬(テンマ)に用いる馬を用意しておく所。
めらしやど: 【めらし宿】 〔「めらし」は年頃の娘の意〕 「娘宿(ムスメヤド)」に同じ。東北地方での呼び名。
みこしやどり: 【神輿宿り】 神輿を納めておく庫。また,祭礼の際,神輿が渡御して仮に鎮座する所。
やどう: 【野衲】 〔「どう」は「衲」の漢音〕 「やのう(野衲)」に同じ。
あしやがま: 【蘆屋釜・芦屋釜】 芦屋{(2)}で作られた茶の湯の釜。真形釜(シンナリガマ)が多く,肌は滑らかで山水・草木の地紋のあるものが多い。室町時代が最盛期で京釜盛業とともに衰退。分派に越前芦屋・播州芦屋・伊勢芦屋などがある。
あしやすめ: 【足休め】 疲れた足を休めること。
あしや-がま: [3] 【蘆屋釜・芦屋釜】 芦屋{ (2) }で作られた茶の湯の釜。真形釜(シンナリガマ)が多く,肌は滑らかで山水・草木の地紋のあるものが多い。室町時代が最盛期で京釜盛業とともに衰退。分派に越前芦屋・播州芦屋・伊勢芦屋などがある。
うまやど: 【馬宿】 駅伝・伝馬(テンマ)に用いる馬を用意しておく所。
こんどうまんたろう: 【近藤万太郎】 (1883-1946) 農学者。岡山県生まれ。東大卒。大原農業研究所初代所長。穀物の貯蔵に関する研究で業績を残す。
ああしやごしや: 上代の囃子詞(ハヤシコトバ)。 →しやごしや
あしや-だいがく: 【芦屋大学】 私立大学の一。1964年(昭和39)設立。本部は芦屋市。
うまのあし: 【馬の脚・馬の足】 (1)歌舞伎で,作り物の馬の中にはいって脚になる役。二人ではいり,それぞれ前脚・後ろ脚となる。 (2)〔馬の脚にしかなれないという意から〕 下級の役者。また,へたな役者。