あじがさわ-じんく 意味
- アヂガサハ―
【鰺ヶ沢甚句】
青森県鰺ヶ沢町の民謡で,盆踊り唄。山陰地方に分布する「踊り口説(クドキ)」が北前船の船乗りによって伝えられたもの。
関連用語
あじがさわじんく: 【鰺ヶ沢甚句】 青森県鰺ヶ沢町の民謡で,盆踊り唄。山陰地方に分布する「踊り口説(クドキ)」が北前船の船乗りによって伝えられたもの。
あじがさわ: 【鰺ヶ沢】 青森県西部,日本海に面する町。近世,西回り海運の港として繁栄した。
さわうち-じんく: サハウチ― 【沢内甚句】 岩手県和賀郡沢内村の民謡で,酒盛り唄。源流は旧南部領の「なにゅとやら」。
さわうちじんく: 【沢内甚句】 岩手県和賀郡沢内村の民謡で,酒盛り唄。源流は旧南部領の「なにゅとやら」。
あじがも: トモエガモの異名。
ふじがさね: 【藤襲】 「藤{(4)}」に同じ。
もみじがさ: 【紅葉傘・紅葉笠】 (1)中央に丸く青土佐紙を貼り,外側を白紙貼りにした傘。周囲を青くしたものを軒青(ノキアオ)という。 「まだ夏ながら―を持て差さで来にけり/浮世草子・男色大鑑 2」 (2)〔「あめふればかさとり山のもみぢばは行きかふ人の袖さへぞてる/古今(秋下)」から〕 日傘。 (3)キク科の多年草。山中の林地に生える。高さ約80センチメートル。葉は柄が長く,掌状に五~七裂。夏,
ろじがさ: 【露地笠】 茶の湯で,雨天の際に待合から本席に行く間に用いる大形の笠。竹の皮で作り,直径二尺六寸一分(約79センチメートル)がきまり。数寄屋笠(スキヤガサ)。
あじ-さわう: アヂサハフ (枕詞) (「あじ」は䳑鴨(アジガモ),「さはふ」はさえぎる意の「障(サ)ふ」に継続の意の「ふ」がついたもので,䳑鴨を網でさえぎって捕らえる,その網の「目」とかかり,網を夜昼張る意で「夜昼知らず」にかかるという) 「目」「夜昼知らず」にかかるか。「―目言(メコト)も絶えぬ/万葉 196」「―夜昼知らず/万葉 1804」
さわ-あじさい: サハアヂサヰ [3] 【沢紫陽花】 ユキノシタ科の落葉低木。関東以西の山中の谷間などに生える。高さ1メートル内外。夏,枝頂の花序に帯青色の五弁の小花を密につける。周囲の中性花は白または青色。山紫陽花。コガク。
あじろがさ: 【網代笠】 竹・経木などを網代に編んで作った笠。﹝季﹞夏。
あじろ-がさ: [4] 【網代笠】 竹・経木などを網代に編んで作った笠。 [季] 夏。
じんく: 【甚句】 民謡の一群。参加者が順番に唄い踊る形式の酒盛り唄や盆踊り唄。七・七・七・五の詞型で節はさまざま。沢内甚句・秋田甚句など。 ; 【神供】 〔「じんぐ」「じんぐう」とも〕 (1)神への供え物。お供物(クモツ)。 (2)密教で,護摩(ゴマ)をたくとき,壇を設けて十二天ならびに鬼神などに供物をささげること。
おがさわら: 【小笠原】 「小笠原諸島」の略。 ; 【小笠原】 姓氏の一。清和源氏流の信濃国の守護。甲斐小笠原村から起こる。代々弓馬の礼法に秀で,小笠原流をなす。
とがさわら: 【栂椹】 マツ科の常緑高木。暖地の深山に生える。葉がツガに似,材がサワラに似ているのでこの名がある。材は桶・器具・建築材などにする。五葉栂。椹栂。