あじゃり 意味
- 【阿闍梨】
〔仏〕
〔梵 ācārya の音写。軌範師・教授・正行などと訳す。「あざり」とも〕
(1)(ア)密教で,修行が一定の段階に達し,灌頂(カンジヨウ)を受けた僧。(イ)日本で,真言・天台両宗の僧に与えられた職位。
(2)修法を執り行う僧。
「修法始めむと仕れば,―にまうでくる人もさぶらはぬを/大鏡(道隆)」
(3)密教系の僧に対する敬称の一種。
例文
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- 阿闍梨(あじゃり) - 御息所に祈祷を授ける僧侶。
- 亮公(すけのきみ)、亮阿闍梨(すけのあじゃり)とも呼ばれる。
- しかし、あじゃり丸は毛虫が嫌いなので、うまく行かないようである。
- 幼い頃は、その名の通り、語尾に「あじゃ」「あじゃり」とつけていた。
- 寛永17年(1640年)に延海阿闍梨(えんかいあじゃり)により中興された。
関連用語
だい-あじゃり: [3] 【大阿闍梨】 (仏) (1) 三密に通じた偉大な阿闍梨。 (2) 灌頂(カンジヨウ)の儀式で中心的役割を果たす阿闍梨。伝法灌頂の阿闍梨。
しょう-あじゃり: セウ― [3] 【小阿闍梨】 密教で,大阿闍梨の下に位置する僧。
だいあじゃり: 【大阿闍梨】 〔仏〕 (1)三密に通じた偉大な阿闍梨。 (2)灌頂(カンジヨウ)の儀式で中心的役割を果たす阿闍梨。伝法灌頂の阿闍梨。
いんじょう-あじゃり: インジヤウ― [5] 【引請阿闍梨】 受法者・受戒者を引導し,本師に請うて授戒得度させる役僧。
しょうあじゃり: 【小阿闍梨】 密教で,大阿闍梨の下に位置する僧。
でんぼう-あじゃりい: ―ボフ―ヰ [7] 【伝法阿闍梨位】 伝法灌頂を受けて,教法を伝授する位。密教の僧の最高位。伝教阿闍梨。伝灯阿闍梨。
いんじょうあじゃり: 【引請阿闍梨】 受法者・受戒者を引導し,本師に請うて授戒得度させる役僧。
でんぼうあじゃりい: 【伝法阿闍梨位】 伝法灌頂を受けて,教法を伝授する位。密教の僧の最高位。伝教阿闍梨。伝灯阿闍梨。
じゃり-じゃり: ■一■ [0] (形動) 砂利・砂などに触れたり,噛(カ)んだりした時の感触を表す語。「口の中が砂で―だ」「家中砂ぼこりで―になった」 ■二■ [1] (副)スル 砂利・砂などが触れ合う音,また,ざらざらしたものをさわった感触を表す語。「靴底で砂が―(と)いう」「ひげが―(と)する」
じゃり: 【砂利】 (1)小石。また,その集まり。小石に砂のまじったものもいう。ざり。 (2)〔もと劇場などで子供の客をさした隠語〕 子供のこと。
じゃりじゃり: ※一※ ◎ (形動) 砂利・砂などに触れたり,噛(カ)んだりした時の感触を表す語。 「口の中が砂で―だ」「家中砂ぼこりで―になった」 ※二※ ① (副) 砂利・砂などが触れ合う音,また,ざらざらしたものをさわった感触を表す語。 「靴底で砂が―(と)いう」「ひげが―(と)する」
じょうじんあじゃりのははのしゅう: 【成尋阿闍梨母集】 私家集。自撰。1073年頃成る。成尋の母が入宋したわが子成尋への思いを綴(ツヅ)った日記的歌集。
じょうじん-あじゃりのははのしゅう: ジヤウジン―シフ 【成尋阿闍梨母集】 私家集。自撰。1073年頃成る。成尋の母が入宋したわが子成尋への思いを綴(ツヅ)った日記的歌集。
じゃりば: 【砂利場】 (1)砂利を採取する場所。また,砂利置場。 (2)〔砂利採取場があったので〕 江戸浅草田町一丁目(今の台東区浅草五丁目)付近の称。新吉原へ通ずる道筋にあたった。
じゃり-ば: [0] 【砂利場】 (1) 砂利を採取する場所。また,砂利置場。 (2) (砂利採取場があったので) 江戸浅草田町一丁目(今の台東区浅草五丁目)付近の称。新吉原へ通ずる道筋にあたった。