あじろびょうぶ 意味
- 【網代屏風】
網代{(2)}を張った屏風。
「―の破(ヤ)れたるにも貸し給へ/堤中納言(よしなしごと)」
関連用語
あじろ-びょうぶ: ―ビヤウ― [4] 【網代屏風】 網代{ (2) }を張った屏風。「―の破(ヤ)れたるにも貸し給へ/堤中納言(よしなしごと)」
ろびょうし: 【櫓拍子・艪拍子】 櫓を操作する拍子。櫓をこぐときの掛け声の拍子。
あじろびさしのくるま: 【網代庇の車】 網代車の一。屋根は唐破風(カラハフ)造りで,庇があるもの。上皇・親王・摂政・関白・大臣・大将などが乗用。ひさしぐるま。
くろびょうし: 【黒表紙】 (1)黒色の表紙。 (2)「黒本(クロホン)」に同じ。 (3)〔黒い表紙のものが多かったことから〕 役者評判記のこと。
しろびょうし: 【白表紙】 文部省の検定を受けるため特別に作られた教科書原本の俗称。書名・発行者名・著者名など,内容以外のものは一切記されていない。
どうろびょう: 【道路鋲】 道路標示の一。区分などを示すため道路に埋め込まれている金属の鋲。
こうろびょうしゃ: 【行路病者】 「行旅(コウリヨ)病者」に同じ。
こころびょうし: 【心拍子】 (1)心の中でとる拍子。 「轡(クツワ)の音のしやんりんしやりりんと―に乗掛けは/浄瑠璃・堀川波鼓(中)」 (2)「声枕(コワマクラ)」に同じ。 「ここには声枕を置くべし,今程―と言へり/申楽談儀」
あじろ: 【足代】 姓氏の一。 ; 【網代】 〔網の代わり,の意〕 (1)冬,竹または木を組み並べて網を引く形に川の瀬に仕掛け,端に簀(ス)を取りつけて魚をとる設備。﹝季﹞冬。 (2)檜(ヒノキ)のへぎ板・竹・葦(アシ)などを,斜めまたは縦横に組んだもの。垣・天井などに用いる。 (3)網漁業の漁場。 (4)「網代車」の略。 「―ははしらせたる/枕草子 32」
あじろてんじょう: 【網代天井】 杉や椹(サワラ)などの片木(ヘギ)または杉皮・竹・葦(アシ)などを網代に編んで張り上げた天井。茶室などに用いる。
あじろ-てんじょう: ―ジヤウ [4] 【網代天井】 杉や椹(サワラ)などの片木(ヘギ)または杉皮・竹・葦(アシ)などを網代に編んで張り上げた天井。茶室などに用いる。
かい-びょうぶ: カヒビヤウブ [3] 【貝屏風】 金紙に貝細工で種々の模様をつけたおもちゃの小屏風。
きん-びょうぶ: ―ビヤウブ [3] 【金屏風】 金箔(キンパク)を一面に貼りつめた屏風。金屏。 [季] 冬。《一双の片方くらし―/虚子》
ぎん-びょうぶ: ―ビヤウブ [3] 【銀屏風】 銀箔(ギンパク)を一面に貼りつめた屏風。銀屏。 [季] 冬。
こし-びょうぶ: ―ビヤウブ [3] 【腰屏風】 腰ほどの高さの屏風。