あじ-がも 意味
関連用語
あじがも: トモエガモの異名。
がも: 〔願望を表す終助詞「が」に詠嘆を表す終助詞「も」が付いてできたもの。上代語〕 願望の終助詞「もがも」が「も-がも」と意識されていたと認められるところから,この語形が取り出されるが,実際には常に「もがも」の形で用いられる。下にさらに詠嘆の間投助詞「な」「や」「よ」が添えられ,「がもな」「がもや」「がもよ」となることも多い。 〔中古以降は「がな」の形が用いられる〕 →もがも(終助)
あじ: 【鰺】 スズキ目アジ科の海魚の総称。全長25~100センチメートル。マアジ・ムロアジ・シマアジ・カンパチ・ブリなど重要な水産魚が多く,日本近海には約五〇種がいる。体は紡錘形や,卵円形で側扁するものもいる。体側の側線上にアジ科特有のぜんごがある。普通,マアジをさすことが多い。食用。温帯から熱帯の沿岸域に広く分布。﹝季﹞夏。 ; 【阿字】 梵語字母の第一字,およびそれによって表される音。密
あい-がも: アヒ― [0] 【間鴨・合鴨】 アオクビアヒルとマガモを交配させたもの。肉を食用とするほか,カモ猟のおとりにする。アヒルガモ。ナキアヒル。
あし-がも: 【葦鴨】 (葦辺に群れているところから) 鴨。「渚には―騒き/万葉 3993」
うみ-がも: [0] [2] [3] 【海鴨】 主として海上で暮らし,潜水して魚や貝などをとるカモ類をいう。ハジロガモ類・クロガモ類・ケワタガモ類など。
かる-がも: [0] 【軽鴨】 カモ目カモ科の水鳥。全長60センチメートルほど。雌雄とも全体に地味な暗褐色。目の上とのどは黄白色,くちばしの先端と脚は橙黄色。アジア東部・南東部に分布。日本では年間を通じて最も普通に見られるカモで,各地の平地の湿地や池で繁殖する。夏鴨。
がもう: 【蒲生】 滋賀県南東部の町。日野川流域の丘陵に位置し,米作が中心。百済(クダラ)の様式を模した三重石塔のある石塔寺がある。 ; 【蒲生】 姓氏の一。 ; 【鵝毛】 (1)鵝鳥(ガチヨウ)の羽毛。また,きわめて軽いもののたとえ。 「一日の命万金より重し。牛の値―よりも軽し/徒然 93」 (2)菊の品種名の一。
がもな: 〔終助詞「がも」に詠嘆の間投助詞「な」の付いたもの〕 ⇒もがもな(連語)
がもの: 〔助詞「が」に名詞「もの」が付いたもの〕 …の値打ちに相当するもの。…分。 「十五六両―売つてくれ/浄瑠璃・生玉心中(上)」
がもや: 〔終助詞「がも」に詠嘆の間投助詞「や」の付いたもの〕 ⇒もがもや(連語)
がもよ: 〔終助詞「がも」に詠嘆の間投助詞「よ」の付いたもの〕 ⇒もがもよ(連語)
がもん: 【衙門】 役所。官庁。官衙。
がも-な: (連語) (終助詞「がも」に詠嘆の間投助詞「な」の付いたもの) もがもな
がも-や: (連語) (終助詞「がも」に詠嘆の間投助詞「や」の付いたもの) もがもや