あすかじだい 意味
- 【飛鳥時代】
奈良盆地南部の飛鳥地方を都とした時代。推古朝(592-628)を中心として,その前後の時期をいう。その範囲については諸説があるが,文化史の上では,仏教渡来から大化改新(645年)までの間をいう。政治史の上では,聖徳太子摂政就任の593年から大化改新まで,または平城遷都(710年)までの間をいう。
例文
- 飛鳥時代以前の人名一覧(あすかじだいいぜんのじんめいいちらん)は、飛鳥時代以前の人名一覧である。
- 飛鳥時代(あすかじだい)は、古墳時代の終末期と重なるが、6世紀の終わり頃から8世紀初頭にかけて飛鳥に宮・都が置かれていた時代を指す日本の歴史の時代区分の一つ。
関連用語
あすか-じだい: [4] 【飛鳥時代】 奈良盆地南部の飛鳥地方を都とした時代。推古朝(592-628)を中心として,その前後の時期をいう。その範囲については諸説があるが,文化史の上では,仏教渡来から大化改新(645年)までの間をいう。政治史の上では,聖徳太子摂政就任の593年から大化改新まで,または平城遷都(710年)までの間をいう。
あすか-だいぶつ: 【飛鳥大仏】 明日香村の安居院(アンゴイン)(元興寺)にある,丈六の銅造釈迦如来座像。飛鳥寺の本尊として鞍作止利(クラツクリノトリ)が造ったといわれる。現存する日本最古の仏像。
あすかだいぶつ: 【飛鳥大仏】 明日香村の安居院(アンゴイン)(元興寺)にある,丈六の銅造釈迦如来座像。飛鳥寺の本尊として鞍作止利(クラツクリノトリ)が造ったといわれる。現存する日本最古の仏像。
あすか: 【飛鳥・明日香】 〔「飛鳥」の表記は「あすか」にかかる枕詞「飛ぶ鳥の」から〕 奈良県高市郡明日香村付近一帯の地。耳成(ミミナシ)山以南,畝傍(ウネビ)山以東の飛鳥川の流域をいう。592年推古天皇が豊浦宮(トユラノミヤ)に即位以降,八世紀初めまで,帝都の所在地。皇居跡・皇陵・飛鳥寺・岡寺・高松塚古墳など,古寺・史跡に富む。((歌枕))「飛ぶ鳥の―の里を置きて去(イ)なば君があたりは見えずかも
あすかい: 【飛鳥井】 姓氏の一。藤原氏花山院流。九条頼経の子雅経(マサツネ)を祖とし,和歌・蹴鞠(ケマリ)の家として有名。
あすかかぜ: 【明日香風】 飛鳥地方に吹く風。 「采女(ウネメ)の袖吹きかへす―/万葉 51」
あすかがわ: 【飛鳥川】 奈良県北西部,竜門山地に源を発し,明日香地方を流れて大和川に注ぐ川。昔は流れがよく変わったので,古歌に無常な世にたとえられ,また「明日」にかけて用いられた。((歌枕))「世の中はなにか常なる―きのふの淵ぞけふは瀬になる/古今(雑下)」
あすかでら: 【飛鳥寺】 ⇒元興寺(ガンゴウジ)
あすかぶつ: 【飛鳥仏】 飛鳥時代に作られた仏像の総称。推古仏。
あすかべ: 【飛鳥部】 姓氏の一。
あすかやま: 【飛鳥山】 東京都北区南部にある台地。1873年(明治6)飛鳥山公園となる。江戸時代以来の桜の名所。
あすか-かぜ: 【明日香風】 飛鳥地方に吹く風。「采女(ウネメ)の袖吹きかへす―/万葉 51」
あすか-がわ: ―ガハ 【飛鳥川】 奈良県北西部,竜門山地に源を発し,明日香地方を流れて大和川に注ぐ川。昔は流れがよく変わったので,古歌に無常な世にたとえられ,また「明日」にかけて用いられた。((歌枕))「世の中はなにか常なる―きのふの淵ぞけふは瀬になる/古今(雑下)」
あすか-でら: 【飛鳥寺】 元興寺
あすか-ぶつ: [3] 【飛鳥仏】 飛鳥時代に作られた仏像の総称。推古仏。