あすば・す 意味
- 【遊ばす】
(動サ四)
(「あそばす」の転)
(1)「する」の尊敬語。なさる。「お頭痛が―・すとか云つて/滑稽本・浮世床(初)」
(2)(補助動詞)
動詞の連用形に接頭語「お(御)」の付いた形に付いて,その動作をする人に対する尊敬の意を表す。「お寄合・参会がございましても,一番にお帰り―・すし/滑稽本・浮世風呂 2」
関連用語
あすばす: 【遊ばす】 〔「あそばす」の転〕 (1)「する」の尊敬語。なさる。 「お頭痛が―・すとか云つて/滑稽本・浮世床(初)」 (2)(補助動詞) 動詞の連用形に接頭語「お(御)」の付いた形に付いて,その動作をする人に対する尊敬の意を表す。 「お寄合・参会がございましても,一番にお帰り―・すし/滑稽本・浮世風呂 2」
うちなあすば: ⇒沖縄蕎麦(オキナワソバ)
あす: 【浅す】 川や海が浅くなる。水が干上がる。 「石舟(イワフネ)の泊(ハ)てし高津は―・せにけるかも/万葉 292」 ; 【褪す】 〔「浅あす」と同源〕 ⇒あせる ; 【明日】 (1)今日の次の日。副詞的にも用いる。あした。みょうにち。 「試験は―行われる」 (2)近い将来。未来。 「日本の―をひらく」 〔副詞的用法の場合,アクセントは ◎〕 ――の百より今日(キヨ
あすか: 【飛鳥・明日香】 〔「飛鳥」の表記は「あすか」にかかる枕詞「飛ぶ鳥の」から〕 奈良県高市郡明日香村付近一帯の地。耳成(ミミナシ)山以南,畝傍(ウネビ)山以東の飛鳥川の流域をいう。592年推古天皇が豊浦宮(トユラノミヤ)に即位以降,八世紀初めまで,帝都の所在地。皇居跡・皇陵・飛鳥寺・岡寺・高松塚古墳など,古寺・史跡に富む。((歌枕))「飛ぶ鳥の―の里を置きて去(イ)なば君があたりは見えずかも
あすけ: 【足助】 愛知県北東部,東加茂郡の町。近世,尾張と信州を結ぶ飯田街道の宿場町。
あすこ: 【彼所】 遠称の指示代名詞。 「あそこ」の転。「―まで走ろう」
あすひ: 【明日檜】 アスナロの別名。
あすぶ: 【遊ぶ】 「あそぶ」の転。 「―・んでゐて食へると云ふ身分でも有るまい/浮雲(四迷)」
あすら: 【阿修羅】 ⇒あしゅら(阿修羅)
あす・ぶ: [0] 【遊ぶ】 (動バ五 [四] ) 「あそぶ」の転。「―・んでゐて食へると云ふ身分でも有るまい/浮雲(四迷)」
あす-こ: [0] 【彼所】 (代) 遠称の指示代名詞。「あそこ」の転。「―まで走ろう」
あす-ひ: [0] 【明日檜】 アスナロの別名。
うすば: 【臼歯】 (1)臼歯(キユウシ)。奥歯。 (2)すり減って臼のようになっている老人の歯。[和名抄] ; 【薄刃】 (1)刃物の刃の薄いこと。また,その刃物。 (2)刃の薄い包丁。薄刃包丁。菜切り包丁。
すばい: 【素灰】 消し炭などの混じらない灰。 「―と消炭を俵にして売るは/滑稽本・浮世風呂 4」
すばえ: 【楚】 ⇒すわえ(楚)