あす-こ 意味
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【彼所】
(代)
遠称の指示代名詞。「あそこ」の転。「―まで走ろう」
関連用語
あす: 【浅す】 川や海が浅くなる。水が干上がる。 「石舟(イワフネ)の泊(ハ)てし高津は―・せにけるかも/万葉 292」 ; 【褪す】 〔「浅あす」と同源〕 ⇒あせる ; 【明日】 (1)今日の次の日。副詞的にも用いる。あした。みょうにち。 「試験は―行われる」 (2)近い将来。未来。 「日本の―をひらく」 〔副詞的用法の場合,アクセントは ◎〕 ――の百より今日(キヨ
あすか: 【飛鳥・明日香】 〔「飛鳥」の表記は「あすか」にかかる枕詞「飛ぶ鳥の」から〕 奈良県高市郡明日香村付近一帯の地。耳成(ミミナシ)山以南,畝傍(ウネビ)山以東の飛鳥川の流域をいう。592年推古天皇が豊浦宮(トユラノミヤ)に即位以降,八世紀初めまで,帝都の所在地。皇居跡・皇陵・飛鳥寺・岡寺・高松塚古墳など,古寺・史跡に富む。((歌枕))「飛ぶ鳥の―の里を置きて去(イ)なば君があたりは見えずかも
あすけ: 【足助】 愛知県北東部,東加茂郡の町。近世,尾張と信州を結ぶ飯田街道の宿場町。
あすこ: 【彼所】 遠称の指示代名詞。 「あそこ」の転。「―まで走ろう」
あすひ: 【明日檜】 アスナロの別名。
あすぶ: 【遊ぶ】 「あそぶ」の転。 「―・んでゐて食へると云ふ身分でも有るまい/浮雲(四迷)」
あすら: 【阿修羅】 ⇒あしゅら(阿修羅)
あす・ぶ: [0] 【遊ぶ】 (動バ五 [四] ) 「あそぶ」の転。「―・んでゐて食へると云ふ身分でも有るまい/浮雲(四迷)」
あす-ひ: [0] 【明日檜】 アスナロの別名。
ああする: そうする; そうだ
あすかい: 【飛鳥井】 姓氏の一。藤原氏花山院流。九条頼経の子雅経(マサツネ)を祖とし,和歌・蹴鞠(ケマリ)の家として有名。
あすかかぜ: 【明日香風】 飛鳥地方に吹く風。 「采女(ウネメ)の袖吹きかへす―/万葉 51」
あすかがわ: 【飛鳥川】 奈良県北西部,竜門山地に源を発し,明日香地方を流れて大和川に注ぐ川。昔は流れがよく変わったので,古歌に無常な世にたとえられ,また「明日」にかけて用いられた。((歌枕))「世の中はなにか常なる―きのふの淵ぞけふは瀬になる/古今(雑下)」
あすかでら: 【飛鳥寺】 ⇒元興寺(ガンゴウジ)
あすかぶつ: 【飛鳥仏】 飛鳥時代に作られた仏像の総称。推古仏。