あずかり 意味
- 【預(か)り】
(1)金品や人を預かること。
(2)預かった証拠に渡す書き付け。預かり証。
(3)相撲などで,勝敗が長びくなどして決まらない場合,勝ち負けを決めないでおくこと。
(4)平安時代の官職。御書所・画所などに置かれ,その事務をつかさどるもの。社寺や荘園などにも置かれた。
(5)人の世話や家などの管理を委任されている人。
「なにがしの院におはしまし着きて,―召し出づる程/源氏(夕顔)」
例文
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- お招きにあずかりありがとうございます。
- え~ ただ今 ご紹介にあずかりました
- ただいま ご紹介に あずかりました
- ただいま ご紹介に あずかりました
- どうも お招きにあずかり...。 ややっ!
関連用語
あずかりち: 【預地】 (1)南北朝時代,預けるという名目で幕府などから賜った土地。 (2)江戸時代,諸大名や江戸の名主が保管を委託された,幕府の直轄地。あずけち。あずかりしょ。
あずかり-がね: アヅカリ― 【預かり銀】 「預かり銀(ギン)」に同じ。
あずかり-きん: アヅカリ― [0] 【預(か)り金】 (1) 他人から預かった金銭。 (2) 借りた金。「講中の―も,晦日にやあ揃へて/人情本・辰巳園(初)」
あずかり-ぎん: アヅカリ― 【預かり銀】 江戸時代,貸し主の請求がありしだいいつでも返す約束で借りた金銭。あずかりがね。「目安付られし―の方へは済さずして/浮世草子・胸算用 2」 預け銀
あずかり-しょ: アヅカリ― [0] 【預(か)り所】 (1) 品物などを預かる所。「自転車―」 (2) 「預所(アズカリドコロ)」に同じ。 (3) 「預地(アズカリチ)」に同じ。
あずかり-ち: アヅカリ― 【預地】 (1) 南北朝時代,預けるという名目で幕府などから賜った土地。 (2) 江戸時代,諸大名や江戸の名主が保管を委託された,幕府の直轄地。あずけち。あずかりしょ。
あずかり-にん: アヅカリ― [0] [4] 【預(か)り人】 (1) 他人から金品を預かっている人。 (2) 中世,罪人などを預かって監視したり世話をしたりする人。
あずかり-もの: アヅカリ― [0] 【預かり物】 他の人から預かっている物。
くら-あずかり: ―アヅカリ [3] 【蔵預かり】 倉庫に入れてあずかること。また,その番人。
ほご-あずかり: ―アヅカリ [3] 【保護預かり】 銀行・証券会社などがその業務の一つとして,顧客の依頼により貴重品・有価証券などを保管すること。
あずかりがね: 【預かり銀】 「預かり銀(ギン)」に同じ。
あずかりきん: 【預(か)り金】 (1)他人から預かった金銭。 (2)借りた金。 「講中の―も,晦日にやあ揃へて/人情本・辰巳園(初)」
あずかりぎん: 【預かり銀】 江戸時代,貸し主の請求がありしだいいつでも返す約束で借りた金銭。あずかりがね。 「目安付られし―の方へは済さずして/浮世草子・胸算用 2」 →預け銀
あずかりしょ: 【預(か)り所】 (1)品物などを預かる所。 「自転車―」 (2)「預所(アズカリドコロ)」に同じ。 (3)「預地(アズカリチ)」に同じ。
あずかりしる: 【与り知る】 かかわりをもつ。関与する。多く打ち消しの語を伴って用いる。 「私の―・らないことだ」「当方の―・るところでない」