あずけ-ぎん 意味

発音を聞く:
  • アヅケ―
    【預け銀】

    江戸時代,請求した時にはいつでも返してもらう約束で貸した金銭。あずけがね。「―の先々へも自身の付届して/浮世草子・織留 6」

関連用語

        あずけぎん:    【預け銀】 江戸時代,請求した時にはいつでも返してもらう約束で貸した金銭。あずけがね。 「―の先々へも自身の付届して/浮世草子・織留 6」
        あずけ:    【預け】 (1)金品や人を預けること。寄託。他の語と複合して用いられる。 「―物」「―主(ヌシ)」「一時―」 (2)武家時代に,罪人を大名・寺・町・村・親類などに預けて監禁させた刑罰。それぞれ,「大名預け」「寺預け」などといった。
        あずけあい:    【預(け)合い】 払い込みや出資の仮装行為。株式会社の株式の払い込みや有限会社の出資の履行の際,発起人または取締役が銀行や信託会社と通謀して,払い込みがないのに払い込みがあったかのように装うこと。商法で禁止。
        あずけいれ:    【預け入れ】 銀行などに金銭を預けること。
        あずけがね:    【預け銀】 ⇒あずけぎん(預銀)
        あずけもの:     【預け物】 an article left in one’s charge.
        あずける:    【預ける】 (1)身柄や金品を人の手もとに置き,その世話や保管をたのむ。 「荷物を―・ける」 (2)管理・運営の責任をまかせる。 「印鑑を君に―・ける」 (3)預金・貯金をする。 「銀行に―・ける」 (4)体を人にもたせかける。 「上体を―・ける」 (5)紛争や勝負の決着を他人にゆだねる。処理をまかせる。 「けんかを―・ける」「勝負を―・ける」 (6)茶道で,点前中に茶道
        あずけ-あい:    アヅケアヒ [0] 【預(け)合い】 払い込みや出資の仮装行為。株式会社の株式の払い込みや有限会社の出資の履行の際,発起人または取締役が銀行や信託会社と通謀して,払い込みがないのに払い込みがあったかのように装うこと。商法で禁止。
        あずけ-いれ:    アヅケ― [0] 【預け入れ】 (名)スル 銀行などに金銭を預けること。
        あずけ-い・れる:    アヅケ― [5] 【預け入れる】 (動ラ下一) [文] ラ下二 あづけい・る 銀行などの自分の口座にお金を入れる。「お金を銀行に―・れる」
        あずけ-がね:    アヅケ― 【預け銀】 あずけぎん
        あずけ-じょう:    アヅケジヤウ [0] 【預け状】 主として南北朝以降,将軍・守護などがその直轄領の支配・管理を配下の武士にゆだねる際に発給した文書。
        えいあずけ:    【永預け】 江戸時代の刑の一。身柄を終身他家に預けて,禁錮する刑。大名永預け・親類永預けなどがある。
        えい-あずけ:    ―アヅケ [3] 【永預け】 江戸時代の刑の一。身柄を終身他家に預けて,禁錮する刑。大名永預け・親類永預けなどがある。
        おあずけ:    【御預け】 (1)犬の前に食物を置き,「よし」と言うまで食べさせないこと。 (2)約束・計画などの実行がのばされること。また,実行にうつされないこと。 「祝賀会は当分―だ」 (3)江戸時代の刑罰の一。 →あずけ(2) ――を食(ク)・う 待望していた物事の実現が延ばされる。

隣接する単語

  1. "あずける" 意味
  2. "あずけ-あい" 意味
  3. "あずけ-いれ" 意味
  4. "あずけ-い・れる" 意味
  5. "あずけ-がね" 意味
  6. "あずけ-じょう" 意味
  7. "あずさ" 意味
  8. "あずさがわ" 意味
  9. "あずさみこ" 意味
  10. "あずけ-い・れる" 意味
  11. "あずけ-がね" 意味
  12. "あずけ-じょう" 意味
  13. "あずさ" 意味
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