あず・く 意味

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関連用語

        あず:    【坍・崩岸】 くずれた岸。がけ。 「―の上に駒を繋ぎて/万葉 3539」
        :    (1)五十音図カ行第三段の仮名。軟口蓋破裂音の無声子音と後舌の狭母音とから成る音節。 (2)平仮名「く」は「久」の草体。片仮名「ク」は「久」の初二画。 ; 【口】 ※一※ ① (名) 〔仏〕 くち。また,言葉。 「―悪説」 →口業(クゴウ) ※二※ (接尾) 助数詞。 (1)人や動物などを数えるのに用いる。 「大きなる亀四―を売る/霊異記(上訓)」 (2)口のあいている
        あずき:    【小豆】 マメ科の一年草。古く中国から渡来し,種子を食用とするため各地で栽培される。高さ約50センチメートル。葉は三小葉からなる複葉。夏,葉腋(ヨウエキ)に黄色の蝶形花(チヨウケイカ)を開き,花後,8センチメートル内外の円筒形の豆果を結ぶ。種子は一〇個前後で,暗赤色のものが多い。ダイナゴン・キントキアズキ・ウズラアズキ・シロアズキ・リョクズなど品種が多い。種子は甘納豆・あん・菓子・赤飯などに
        あずく:    【預く】 ⇒あずける
        あずけ:    【預け】 (1)金品や人を預けること。寄託。他の語と複合して用いられる。 「―物」「―主(ヌシ)」「一時―」 (2)武家時代に,罪人を大名・寺・町・村・親類などに預けて監禁させた刑罰。それぞれ,「大名預け」「寺預け」などといった。
        あずさ:    【梓】 (1)ヨグソミネバリの別名。材はかたくて弾力があるので,古くはこの木で弓を作った。 (2)キササゲの別名。 (3)〔中国で古く梓の材を用いたので〕 版木(ハンギ)。 →上梓(ジヨウシ) (4)「梓弓(アズサユミ)」の略。 「根張り―をおほ御手に取らしたまひて/万葉 3324」 (5)「梓巫女(アズサミコ)」の略。 「かくれなき―の上手の候ふを請じ/謡曲・葵上」 ――
        あずち:    【安土】 ⇒あづち(安土) ; 【垜・堋・安土】 弓場で,的をかけるために土を山形に高く盛ったもの。的山。南山。
        あずま:    【吾妻・吾嬬】 私の妻。わが妻。 「―はやと詔りたまひき/古事記(中)」 ; 【東・吾妻・吾嬬】 (1)都の東方にある諸国,また地方。東国。古くは,逢坂(オウサカ)の関より東の諸国の総称。奈良時代には信濃・遠江(トオトウミ)より東の諸国をいい,のちには箱根より東,特に関東地方をさしていった。 (2)中世に,京都からみて,鎌倉または鎌倉幕府をさしていった語。 「峰殿の御しうと,―
        あずみ:    【阿曇】 姓氏の一。
        あず・ける:    アヅケル [3] 【預ける】 (動カ下一) [文] カ下二 あづ・く (1) 身柄や金品を人の手もとに置き,その世話や保管をたのむ。「荷物を―・ける」 (2) 管理・運営の責任をまかせる。「印鑑を君に―・ける」 (3) 預金・貯金をする。「銀行に―・ける」 (4) 体を人にもたせかける。「上体を―・ける」 (5) 紛争や勝負の決着を他人にゆだねる。処理をまかせる。「けんか
        く・く:     【漏く】 (動カ四) (1) くぐる。間をくぐり抜ける。「春の野の繁み飛び―・くうぐひすの/万葉 3969」 (2) もれる。「我が手俣(タナマタ)より―・きし子そ/古事記(上)」
        く-く:     [1] [2] 【区区】 ■一■ (ト|タル) [文] 形動タリ (1) ばらばらでまとまりのないさま。まちまち。「―としてまとまりがない」「―たる議論の為め努力の働らきを妨げられ/鬼啾々(夢柳)」 (2) 小さくてとるに足りないさま。「―たる問題」 ■二■ (形動) [文] ナリ {■一■ (1) }に同じ。「議論―にして際限あることなく/文明論之概略(諭吉)」 ■三■ (名
        あずかり:    【預(か)り】 (1)金品や人を預かること。 (2)預かった証拠に渡す書き付け。預かり証。 (3)相撲などで,勝敗が長びくなどして決まらない場合,勝ち負けを決めないでおくこと。 (4)平安時代の官職。御書所・画所などに置かれ,その事務をつかさどるもの。社寺や荘園などにも置かれた。 (5)人の世話や家などの管理を委任されている人。 「なにがしの院におはしまし着きて,―召し出づる程/源
        あずかりち:    【預地】 (1)南北朝時代,預けるという名目で幕府などから賜った土地。 (2)江戸時代,諸大名や江戸の名主が保管を委託された,幕府の直轄地。あずけち。あずかりしょ。
        あずかり-がね:    アヅカリ― 【預かり銀】 「預かり銀(ギン)」に同じ。

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