あせだく 意味
- 【汗だく】
〔「汗だくだく」の略〕
汗をびっしょりかいているさま。また,汗を流して,忙しく働くさま。
「―になって畑を耕す」
関連用語
あせ-だく: [0] 【汗だく】 (形動) (「汗だくだく」の略) 汗をびっしょりかいているさま。また,汗を流して,忙しく働くさま。「―になって畑を耕す」
あせ: 【吾兄】 二人称。女性から男性を親しんで呼ぶ語。助詞「を」を伴い,歌の場の囃子詞(ハヤシコトバ)として用いた。あなた。 「脇机(ワキヅキ)が下の板にもが,―を/古事記(下)」 ; 【汗】 (1)哺乳類の汗腺から分泌される分泌物。成分の99パーセント以上は水で,他は乳酸・塩化ナトリウムなど。体熱を放散させて体温の調節を助ける温熱性発汗と,興奮したときや感覚的な刺激を受けたときに起こる
だく: 【跑】 「跑足(ダクアシ)」の略。 「―を踏む」 ; 【諾】 応答または承諾すること。 ――を宿(シユク)すること無し 〔論語(顔淵)〕 承諾したことは放置しないですぐに実行する。 ; 【抱く】 〔「うだく」「いだく」の転〕 (1)両腕を回して物を中にかかえこむ。 「赤ん坊を―・く」「恋人の肩を―・く」「二人して―・く計なる檜木の柱を/太平記 38」 (2)男が女
だく-だく: [1] (副) (1) 汗や血などが,盛んに流れ出て止まらないさまを表す語。「汗が―(と)流れる」 (2) 胸などがどきどきするさまを表す語。「おなかのつかへ,―と胸に躍るをさすりさげ/浄瑠璃・淀鯉(下)」 (3) 馬の駆ける足音などを表す語。「馬ノ足音ガ―ト致ス/ロドリゲス」
かせだ: 【加世田】 鹿児島県,薩摩半島西部の市。農作のほか,食品・焼酎・クエン酸製造などの工業が行われる。
ごせだ: 【五姓田】 姓氏の一。
せだい: 【世代】 〔「せいだい」とも〕 (1)一つの血筋を引いた親・子・孫などのそれぞれの代。代。 「三―が一軒の家に同居する」 (2)〔generation〕 生まれた年をほぼ同じくし,時代的経験を共有し,物の考え方や趣味・行動様式などのほぼ共通している一定の年齢層。ジェネレーション。 「若い―」「あの連中とは―が違う」「―を超えた支持を受ける」 (3)〔生〕 出生期がほぼ同一の個体群
わせだ: 【早稲田】 東京都新宿区北東部の一角を占める地名。 ; 【早稲田】 わせの稲の田。わさだ。﹝季﹞秋。
あせい: 【阿世】 世の中の大勢(タイセイ)におもねること。世にこびへつらうこと。 「学は以て媚俗―の器具となりし時/求安録(鑑三)」 →曲学阿世 ; 【亜聖】 〔「亜」は次ぐ意〕 聖人に次ぐすぐれた人。特に,孔子に対して孟子または顔回(ガンカイ)をいう。 ; 【蛙声】 カエルの鳴く声。
あせす: 【汗す】 ⇒あせする
あせび: 【馬酔木】 ツツジ科の常緑の大形低木。関東以西の山野に自生し,庭木ともする。早春,壺形(ツボガタ)の白い小花を枝先に総状に多数つける。有毒で,馬が食べると麻酔状態になるというので「馬酔木」と書く。葉は殺虫剤に,材は細工物にする。アセボ。アシビ。アセミ。アシミ。 〔「馬酔木の花」は ﹝季﹞春〕
あせぼ: 【汗疹】 〔「あせいぼ」の転〕 あせも。﹝季﹞夏。 ; 【馬酔木】 アセビの別名。
あせみ: 【馬酔木】 アセビの別名。
あせも: 【汗疹】 汗のために皮膚にできる,小さな赤い水泡(スイホウ)性湿疹(シツシン)。かゆみを伴う。夏,乳幼児や皮膚の弱い人にできやすい。あせぼ。汗疹(カンシン)。汗瘡(カンソウ)。﹝季﹞夏。《なく声の大いなるかな―の児/虚子》
あせり: 【焦り】 あせること。気がいらだつこと。 「敵に―の色が見えてきた」「相手の―を誘う」