あそびくらす 意味
- 【遊び暮らす】
一日を遊んで暮らす。遊んで日々を過ごす。
関連用語
あそび-くら・す: [5] [0] 【遊び暮らす】 (動サ五 [四] ) 一日を遊んで暮らす。遊んで日々を過ごす。
そびく: 【聳く】 (1)そびえる。 「丹波太良が―・く昼時(之道)/江鮭子」 (2)雲・霞(カスミ)・煙などがたなびく。 「黒雲空に―・きて甘露の雨降ること/今昔 7」 ; 【誘く】 (1)さそう。さそいをかける。 「重々しく―・きかけると/婦系図(鏡花)」 (2)無理に連れて行く。しょっぴく。 「山主公のお館へ―・いて行くがおいらが役目/歌舞伎・名歌徳」
あそび: 【遊び】 (1)遊ぶこと。 「―に夢中になる」 (2)賭(カ)け事や酒色にふけること。遊興。 「―人」 (3)仕事がないこと。暇なこと。 「これを納めたら当分―だ」 (4)気持ちのゆとり。 「―心」 (5)機械の連結部分が,ぴったりと付かないで少しゆとりがあること。 「ハンドルの―」 (6)洋装本で,見返し{(1)}の表紙に貼られないほうの紙。 →遊び紙(ガミ) (7
なつそびく: 【夏麻引く】 (1)夏麻を引いて績(ウ)む意,または夏麻を根引く畝(ウネ)の意から,同音の地名「海上潟(ウナカミガタ)」「宇奈比(ウナヒ)」にかかる。 「―海上潟の沖つ渚(ス)に/万葉 1176」「―宇奈比をさして/万葉 3381」 (2)「命かたまけ」にかかる。かかり方未詳。 「―命かたまけ刈り薦(コモ)の/万葉 3255」
あずま-あそび: アヅマ― [4] 【東遊び】 上代,東国の歌舞の意。東国地方の風俗歌に合わせて舞う民間舞踊であったが,平安時代に雅楽の一曲として形式が整えられた。舞人は四人または六人。歌手八人の楽で演奏する。舞に駿河舞・求子(モトメゴ)舞があり,二つを舞うと諸舞(モロマイ),後者のみを舞うと片舞という。中世には廃れたが,江戸時代に再興され,宮中の祭儀や神社の祭礼に行われている。東舞(アズママイ)。
あそびうた: 【遊び唄・遊び歌】 わらべ歌の一分類。子供が遊ぶときにうたう歌。手毬(テマリ)歌・羽根突き歌・縄跳び歌など。遊戯歌。
あそびがね: 【遊び金】 使うこともなく,ただしまってある金。
あそびがみ: 【遊び紙】 書物の見返しと本文の間に入れる白紙。体裁を整えるためのもの。 →遊び(6) →見返し(2)
あそびぎ: 【遊び着】 a playsuit (子供の).
あそびぐせ: 【遊び癖】 仕事や勉強を怠ける悪い習慣。とかく遊興にふける癖。 「―がつく」
あそびげ: 【遊び毛】 (1)「後れ毛」に同じ。 (2)紡毛織物で,こすられたりした時に抜ける繊維。短繊維や平行にそろえられていない繊維が抜ける。
あそびごと: 【遊び事】 娯楽。遊戯。手慰み。また,勝負事。
あそびごま: 【遊び駒】 将棋で,盤上にあって,攻めにも守りにも役立っていない駒。
あそびずき: 【遊び好き】 a pleasure seeker.
あそびて: 【遊び手】 遊ぶことの好きな人。遊ぶことの上手な人。遊び上手。