あそび-て 意味
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【遊び手】
遊ぶことの好きな人。遊ぶことの上手な人。遊び上手。
関連用語
て-あそび: [2] 【手遊び】 (1) 手に持って遊ぶこと。気晴らしにすること。「ずずを持ち―として更にこと物にふけらず/発心 3」 (2) おもちゃ。玩具。 (3) 博打(バクチ)。
あそび: 【遊び】 (1)遊ぶこと。 「―に夢中になる」 (2)賭(カ)け事や酒色にふけること。遊興。 「―人」 (3)仕事がないこと。暇なこと。 「これを納めたら当分―だ」 (4)気持ちのゆとり。 「―心」 (5)機械の連結部分が,ぴったりと付かないで少しゆとりがあること。 「ハンドルの―」 (6)洋装本で,見返し{(1)}の表紙に貼られないほうの紙。 →遊び紙(ガミ) (7
あずま-あそび: アヅマ― [4] 【東遊び】 上代,東国の歌舞の意。東国地方の風俗歌に合わせて舞う民間舞踊であったが,平安時代に雅楽の一曲として形式が整えられた。舞人は四人または六人。歌手八人の楽で演奏する。舞に駿河舞・求子(モトメゴ)舞があり,二つを舞うと諸舞(モロマイ),後者のみを舞うと片舞という。中世には廃れたが,江戸時代に再興され,宮中の祭儀や神社の祭礼に行われている。東舞(アズママイ)。
あそびうた: 【遊び唄・遊び歌】 わらべ歌の一分類。子供が遊ぶときにうたう歌。手毬(テマリ)歌・羽根突き歌・縄跳び歌など。遊戯歌。
あそびがね: 【遊び金】 使うこともなく,ただしまってある金。
あそびがみ: 【遊び紙】 書物の見返しと本文の間に入れる白紙。体裁を整えるためのもの。 →遊び(6) →見返し(2)
あそびぎ: 【遊び着】 a playsuit (子供の).
あそびぐせ: 【遊び癖】 仕事や勉強を怠ける悪い習慣。とかく遊興にふける癖。 「―がつく」
あそびげ: 【遊び毛】 (1)「後れ毛」に同じ。 (2)紡毛織物で,こすられたりした時に抜ける繊維。短繊維や平行にそろえられていない繊維が抜ける。
あそびごと: 【遊び事】 娯楽。遊戯。手慰み。また,勝負事。
あそびごま: 【遊び駒】 将棋で,盤上にあって,攻めにも守りにも役立っていない駒。
あそびずき: 【遊び好き】 a pleasure seeker.
あそびて: 【遊び手】 遊ぶことの好きな人。遊ぶことの上手な人。遊び上手。
あそびでら: 【遊び寺】 江戸時代,座敷を貸して宴会や遊興の行われる場所となった寺。世間寺。浮世寺。 「嵯峨の―に納めおきぬ/浮世草子・男色大鑑 8」
あそびにん: 【遊び人】 (1)定職をもたず,ぶらぶら遊び暮らしている人。 (2)ばくちうち。 (3)放蕩者。