あたらずさわらず 意味
関連用語
あたらず-さわらず: ―サハラズ 【当たらず障らず】 (連語) 「当たる」の句項目
たらず: 【足らず】 (1)数詞に付いて,その数値に満たないことを表す。 「一〇人―しか集まらない」「五分―のスピーチ」 (2)名詞に付いて,十分でないことを表す。 「舌―」「月―」
あぶらずさ: 【油苆】 菜種油をしぼる麻袋の廃物をときほぐして作った苆。防水性に富み,屋根・壁などの漆喰(シツクイ)に用いる。
したたらず: 【舌足らず】 (1)舌がよく回らず,発音がはっきりしない・こと(さま)。 「―でよく聞き取れない」 (2)言葉・表現などが不十分なこと。十分に言い表していないこと。また,そのさま。 「―な文章」
した-たらず: [3] 【舌足らず】 (名・形動) [文] ナリ (1) 舌がよく回らず,発音がはっきりしない・こと(さま)。「―でよく聞き取れない」 (2) 言葉・表現などが不十分なこと。十分に言い表していないこと。また,そのさま。「―な文章」
じたらず: 【字足らず】 和歌・連歌・俳句などで,定型より少ない音数を用いること。 ⇔字余(ジアマ)り
じ-たらず: [2] 【字足らず】 和歌・連歌・俳句などで,定型より少ない音数を用いること。 字余り
すんたらず: 【寸足らず】 普通のものより寸法が短いこと。背丈の低いこと。 「―の着物」
すん-たらず: [3] 【寸足らず】 (名・形動) 普通のものより寸法が短いこと。背丈の低いこと。「―の着物」
たらずまえ: 【不足前】 不足な分。たしまえ。 「この―はまたこつちに算段があらあ/洒落本・辰巳婦言」
たらず-まえ: ―マヘ 【不足前】 不足な分。たしまえ。「この―はまたこつちに算段があらあ/洒落本・辰巳婦言」
つえたらず: 【杖足らず】 杖は一丈(一〇尺)に満たない意から,「八尺(ヤサカ)」にかかる。 「―八尺の嘆き嘆けども/万葉 3344」
つきたらず: 【月足らず】 胎児が一〇か月に満たないで生まれること。また,その子。早産。 「―で生まれる」
つき-たらず: [3] 【月足らず】 胎児が一〇か月に満たないで生まれること。また,その子。早産。「―で生まれる」
ももたらず: 【百足らず】 百に足りない八十(ヤソ),五十(イ)の意から,「八十」,地名「山田」,「筏(イカダ)」「斎槻(イツキ)」にかかる。 「―八十隅(ヤソクマ)坂に手向けせば/万葉 427」「―山田の道を/万葉 3276」「垣内田(カキツタ)の池の堤の―い槻が枝に/万葉 3323」