あだ事 意味

発音を聞く:
  • 女色
  • 濡れ事
  • 濡事
  • 艶事
  • +もっと...

関連用語

        ただ事:    徒事; 唯事; 只事
        あだ:    【徒】 (1)実を結ばないさま。かいのないさま。むだ。 「せっかくの好意を―にしてはいけない」「親切のつもりが―となる」 (2)誠実さに欠け,うわついているさま。 「是(コレ)素(モト)より―なる恋にはあらで/金色夜叉(紅葉)」 (3)はかなくもろいさま。 「花よりも人こそ―になりにけれ/古今(哀傷)」 (4)扱いがおろそかなさま。粗略。 「たしかに御枕上に参らすべき祝ひの物に
        あだあだし:    【徒徒し】 (1)不誠実である。誠がない。 「露ばかり―・しう,後めたき心にも侍らず/浜松中納言 3」 (2)浮気っぽい。移り気だ。 「たはぶれに―・しき御心なし/栄花(様々の悦)」
        あだあだ・し:     【徒徒し】 (形シク) (1) 不誠実である。誠がない。「露ばかり―・しう,後めたき心にも侍らず/浜松中納言 3」 (2) 浮気っぽい。移り気だ。「たはぶれに―・しき御心なし/栄花(様々の悦)」
        あだう:    【徒ふ】 〔「あだ(徒)」を動詞化した語〕 たわむれる。ふざける。 「すずろにかく―・へかくして/源氏(夕霧)」
        あだく:    【徒く】 浮気な振る舞いをする。うわつく。 「うち―・けすきたる人の/源氏(朝顔)」
        あだし:    【他し・異し】 〔古くは「あたし」〕 名詞の上に付いて,異なる,他の,の意を表す。 「逢ひ難き君に逢へる夜ほととぎす―時ゆは今こそ鳴かめ/万葉 1947」 〔形容詞とする説もあるが,活用した確かな用例はない。→あだし(徒)〕 ; 【徒し・空し】 名詞の上に付く。 (1)実意が伴わない,浮気な,の意を表す。 「なほざりの―言の葉たのまじと/玉葉(恋三)」 (2)はかない,かり
        あだす:    荒らす。他の動詞の連用形の下に付いて,その動作をはげしくする意に用いる。 「天雲をほろに踏み―・し鳴る神も/万葉 4235」
        あだち:    【安達】 姓氏の一。 ; 【足立】 東京都北東部,二三区の一。北は埼玉県に接する。住宅・工場の混在地区。 ; 【足立】 姓氏の一。
        あだて:    江戸時代,九州地方の海運で使われた百石積みから七百石積みの廻船。船首を箱型にした点が特徴。 ; 【当】 (1)めあて。あてど。 「今で請け出す―はなし/浄瑠璃・氷の朔日(上)」 (2)手段。てだて。よすが。 「傍に拡げし書付に,主をはごくむ―とあるが/浄瑠璃・富士見西行」
        あだな:    【渾名・綽名】 〔「あだ」は他・別の意〕 (1)本名のほかに,その人の容姿・性行などの特徴をとらえてつけた別の名前。愛称や蔑称としてつけた名。ニックネーム。 「―をつける」 (2)別の名で呼ばれること。 「南海の竜と―される男」 ; 【徒名・仇名】 (1)男女関係についてのうわさ。色事の評判。艶聞(エンブン)。浮き名。 「―が立つ」 (2)根拠のない,悪いうわさ。ぬれぎぬ
        あだん:    【阿檀】 タコノキ科の常緑低木。沖縄・台湾原産。気根は地中に入って支柱状になる。雌雄異株。雌株に花後パイナップル状の果実をつける。葉は裂いてパナマ帽や籠(カゴ)を編み,気根は細工物にする。 ; 【あ段・ア段】 五十音図の第一段。母音「ア」をもつ音の総称。あ・か・さ・た・な・は・ま・や・ら・わ。ア列。 →五十音図
        あだ・う:    アダフ 【徒ふ】 (動ハ下二) (「あだ(徒)」を動詞化した語) たわむれる。ふざける。「すずろにかく―・へかくして/源氏(夕霧)」
        あだ・く:     【徒く】 (動カ下二) 浮気な振る舞いをする。うわつく。「うち―・けすきたる人の/源氏(朝顔)」
        あだ・す:    (動サ四) 荒らす。他の動詞の連用形の下に付いて,その動作をはげしくする意に用いる。「天雲をほろに踏み―・し鳴る神も/万葉 4235」

隣接する単語

  1. "あだん" 意味
  2. "あだ・う" 意味
  3. "あだ・く" 意味
  4. "あだ・す" 意味
  5. "あだ・する" 意味
  6. "あだ名" 意味
  7. "あだ疎か" 意味
  8. "あだ花" 意味
  9. "あだ討ち" 意味
  10. "あだ・す" 意味
  11. "あだ・する" 意味
  12. "あだ名" 意味
  13. "あだ疎か" 意味
パソコン版で見る

著作権 © 2024 WordTech 株式会社