あちこち 意味
- 【彼方此方】
※一※ (代)
指示代名詞。いろいろの場所・方向を指し示す。あちらこちら。あっちこっち。
「―歩き回る」「―から花便りが届く」
※二※ (名)
(「あちこちになる」の形で)物事の前後左右や順序がくい違うこと。あちらこちら。
「話が―になる」
→あちこちする
関連用語
あちこちと: ふらふら; ほうぼうに; ほうぼう
あちこちを: 至る所を
あちこち・する: [2] 【彼方此方する】 (動サ変) (1) あっちへ行ったりこっちへ行ったりする。 (2) 順序・筋道が乱れる。「話の内容が―・する」
あちこちする: 【彼方此方する】 (1)あっちへ行ったりこっちへ行ったりする。 (2)順序・筋道が乱れる。 「話の内容が―・する」
あちこちの関節: 節節
あちこち捜し求めるさま: 尋ね尋ね; 捜し捜し
あちこち見回すさま: きょろきょろ
あち-こち: [2] [3] 【彼方此方】 ■一■ (代) 指示代名詞。いろいろの場所・方向を指し示す。あちらこちら。あっちこっち。「―歩き回る」「―から花便りが届く」 ■二■ (名) (「あちこちになる」の形で)物事の前後左右や順序がくい違うこと。あちらこちら。「話が―になる」 あちこちする
こちこち: ※一※ ◎ (形動) (1)物が堅く固まったさま。かちかち。 「粘土が乾いて―に固まる」「―に凍る」 (2)緊張して堅くなるさま。 「面接試験で―になる」 (3)かたくなで,人と協調しないさま。 「―の頑固おやじ」 ※二※ ① (副) 時計が作動している音を表す語。かちかち。 「―(と)時を刻む」
こちこちの: 独断的な
あちら-こちら: [4] 【彼方此方】 ■一■ (代) 「あちこち{■一■}」に同じ。「―を見回す」 ■二■ (形動) [文] ナリ 「あちこち{■二■}」に同じ。「―なる事を申して,さまざまに難儀させ/浮世草子・織留 6」
あちらこちら: 【彼方此方】 ※一※ (代) 「あちこち{※一※}」に同じ。 「―を見回す」 ※二※ (形動) 「あちこち{※二※}」に同じ。 「―なる事を申して,さまざまに難儀させ/浮世草子・織留 6」
おちこち: 【遠近・彼方此方】 場所・時を示す指示代名詞。 (1)あちらこちら。ここかしこ。 「妹(イモ)も兄(セ)も若き子どもは―に騒き泣くらむ/万葉 3962」 (2)未来と現在。 「ま玉つく―かねて結びつる/万葉 2973」
おちこち-びと: ヲチ― 【遠近人】 あちこちの人。「信濃なる浅間の嶽にたつ煙―の見やはとがめぬ/伊勢 8」
そちこち: 【其方此方】 ※一※ (代) あちらこちら。ほうぼう。 「―に花が咲く」 ※二※ (副) (1)かれこれ。あれこれ。 「―しているうちに出発の時刻となった」 (2)だいたい。おおよそ。かれこれ。 「―二時間ほどたった」