あち-こち 意味
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【彼方此方】
■一■ (代)
指示代名詞。いろいろの場所・方向を指し示す。あちらこちら。あっちこっち。「―歩き回る」「―から花便りが届く」
■二■ (名)
(「あちこちになる」の形で)物事の前後左右や順序がくい違うこと。あちらこちら。「話が―になる」
あちこちする
関連用語
あちこち: 【彼方此方】 ※一※ (代) 指示代名詞。いろいろの場所・方向を指し示す。あちらこちら。あっちこっち。 「―歩き回る」「―から花便りが届く」 ※二※ (名) (「あちこちになる」の形で)物事の前後左右や順序がくい違うこと。あちらこちら。 「話が―になる」 →あちこちする
あちこちと: ふらふら; ほうぼうに; ほうぼう
あちこちを: 至る所を
あちこち・する: [2] 【彼方此方する】 (動サ変) (1) あっちへ行ったりこっちへ行ったりする。 (2) 順序・筋道が乱れる。「話の内容が―・する」
あちら-こちら: [4] 【彼方此方】 ■一■ (代) 「あちこち{■一■}」に同じ。「―を見回す」 ■二■ (形動) [文] ナリ 「あちこち{■二■}」に同じ。「―なる事を申して,さまざまに難儀させ/浮世草子・織留 6」
あちこちする: 【彼方此方する】 (1)あっちへ行ったりこっちへ行ったりする。 (2)順序・筋道が乱れる。 「話の内容が―・する」
あちらこちら: 【彼方此方】 ※一※ (代) 「あちこち{※一※}」に同じ。 「―を見回す」 ※二※ (形動) 「あちこち{※二※}」に同じ。 「―なる事を申して,さまざまに難儀させ/浮世草子・織留 6」
あちこちの関節: 節節
あちらこちらに: まばらに
あちこち捜し求めるさま: 尋ね尋ね; 捜し捜し
あちこち見回すさま: きょろきょろ
あち: 【彼方】 遠称の指示代名詞。あちら。あっち。 「こち押し,―押し/宇治拾遺 11」
こち: 【此方】 (1)近称の指示代名詞。方向を指し示す。こちら。こっち。 「こちらへ」の意のときも単に「こち」といい,助詞を伴わない。「日下部(クサカベ)の―の山と/古事記(下)」「―,とのたまふを/源氏(若紫)」「いと興あることかな,―もて来(コ)/堤中納言(虫めづる)」 (2)人代名詞。一人称。私。私ども。 「やあやあ,―のことでござるか/狂言・宗論(虎寛本)」「―ワソラウソフイテイテ,
あちき: 【阿直岐】 百済(クダラ)からの渡来人。応神天皇の時に,百済王の使者として来日。経典に通じ,太子菟道稚郎子(ウジノワキイラツコ)の師となり,また,百済から博士王仁(ワニ)を招いたという。阿直岐史(アチキノフヒト)の祖。阿直吉師。
あちら: 【彼方】 (1)遠称の指示代名詞。 「あっち」より丁寧な言い方。(ア)あの方角。むこう。「北は―です」「―に見えますお城が姫路城です」(イ)あそこにある物。「こちらよりは―の方がお似合いかと存じます」(ウ)あの場所。遠く離れた所,特に,外国・欧米をいう。「―じこみのスタイル」「―風のもてなし方」 (2)三人称。 「あの人」「あの人々」「あの家」などを軽く敬っていう語。「―(さま)はどな