あぢきなし 意味
- あぢき-な・し: (形ク)あじきない
- きなし: 【気無し】 (1)気のりしない・こと(さま)。 「遣る方も無き憂愁(ウレヒ)から出たこの―/めぐりあひ(四迷)」 (2)思慮のないさま。また,その人。 「―にかかつて御覧じませ,私どもはとんだ目に遭ひませう/歌舞伎・吾嬬鑑」
- あずきなし: 【小豆梨】 バラ科の落葉高木。各地の山地に自生。葉は卵形で互生する。初夏,白色五弁の花が枝頂にまばらに集まって咲く。果実が小さく,赤熟するのをアズキにたとえた名。材は堅く,建築・家具材とする。秤(ハカリ)の目。