あつもりそう 意味
- 【敦盛草】
ラン科の多年草。山地に自生。高さ30~50センチメートルで,広楕円形の葉を数個互生する。初夏,茎頂に径5センチメートルほどの紅紫色の花を一個開く。花の唇弁は袋状にふくれ和名はこれを平敦盛の背負った母衣(ホロ)に見立てたもの。
関連用語
あつもり-そう: ―サウ [0] 【敦盛草】 ラン科の多年草。山地に自生。高さ30~50センチメートルで,広楕円形の葉を数個互生する。初夏,茎頂に径5センチメートルほどの紅紫色の花を一個開く。花の唇弁は袋状にふくれ和名はこれを平敦盛の背負った母衣(ホロ)に見立てたもの。
あつもり: 【敦盛】 (1)人名。平敦盛(タイラノアツモリ)。 (2)能の曲名。二番目物。世阿弥作。熊谷直実(クマガイナオザネ)が出家して,手にかけた平敦盛の菩提(ボダイ)を弔うため一ノ谷におもむき回向していると,敦盛の亡霊が夢に現れ,一門の没落を嘆きわが身の最期を語り,供養を謝して去る。 (3)幸若舞(コウワカマイ)の一。熊谷直実が平敦盛を討ち,出家に至るまでを脚色したもの。能の「敦盛」とともに浄
こもりそう: 【籠り僧】 ある期間,寺社などにこもって修行や仏事に専念する僧。特に,人の死後,四九日の間,喪屋にこもって,読経などして死者を弔う僧。
いなもりそう: 【稲森草・稲盛草】 アカネ科の多年草。関東以西の山中の樹林に生える。高さ8センチメートル内外。葉を対生して数個つけ,晩春,茎頂に淡紫色の五裂合弁の花を開く。ヨツバハコベ。
たいらのあつもり: 【平敦盛】 (1169-1184) 平安末期の武将。経盛の子。一ノ谷の戦いで熊谷直実に討たれた。笛の名手。能・幸若舞「敦盛」の素材となった。
たいら-の-あつもり: タヒラ― 【平敦盛】 (1169-1184) 平安末期の武将。経盛の子。一ノ谷の戦いで熊谷直実に討たれた。笛の名手。能・幸若舞「敦盛」の素材となった。
かなもりそうわ: 【金森宗和】 (1584-1656) 江戸前期の茶人。飛騨国高山城主可重(ヨシシゲ)の子。名は重近。祖父長近(ナガチカ),父可重ともに茶人として知られる。父から茶道を学んだが,のち勘当されて京都に閑居。茶道宗和流の祖。
つもり: 【津守】 津を守る人。港の番人。 「住吉(スミノエ)の―網引(アビキ)の浮けの緒の/万葉 2646」 ; 【津守】 大阪市西成区の地名。古くは住吉辺りの大阪湾東岸一帯をさした。((歌枕))「神代より―の浦に宮居してへぬらむ年の限りしらずも/千載(神祇)」 ; 【積(も)り】 〔動詞「積もる」の連用形から〕 (1)前もって考えていること。また,そうしようと思っていること。意図
つもり-つも・る: [5] 【積(も)り積(も)る】 (動ラ五 [四] ) 積もった上にさらに積もる。「―・った借金」「白雪の―・りてあらたまの/古今(雑体)」
つもり【積もり】: 積もりだ
あつ-もり: [0] 【熱盛(り)】 ゆでて,熱いまま供する盛り蕎麦(ソバ)。熱盛り蕎麦。敦盛(アツモリ)。
つもりつもる: 【積(も)り積(も)る】 積もった上にさらに積もる。 「―・った借金」「白雪の―・りてあらたまの/古今(雑体)」
りそう: 【離騒】 〔「離」は遭う,「騒」は憂いの意〕 「楚辞(ソジ)」の巻頭の編名。屈原作。紀元前301年以降成立。三七二句から成る。楚の非運を嘆く憂国の情と,讒言(ザンゲン)に遭って朝廷を追われる憂愁を幻想的にうたったもの。 ; 【理想】 (1)考えうるかぎり最もすばらしい状態。最も望ましい姿。行動の目的となって現実に意味を与える。 ⇔現実 「―の男性」「―が高い」 (2)〔哲〕
もりそせん: 【森狙仙】 (1747-1821) 江戸中・後期の画家。長崎の人。名は守象。号は初め祖仙。大坂で活躍。円山応挙の影響を受け,独自の画風で動物を多く描き,特に猿猴(エンコウ)図を得意とした。
もりそば: 【盛り蕎麦】 ゆでて蒸籠(セイロウ)に盛ったそば。そばつゆをつけて食べる。もり。