- 【当て当てし】
(形シク)
あてつけがましい。「人間の命は何とて救ひましまさぬぞ,―・しく申せば/浮世草子・諸艶大鑑 6」
- あてあて: 【当て当て・宛て宛て】 それぞれに割り当てること。 「―に奉り給へれば/宇津保(俊蔭)」
- あてあてし: 【当て当てし】 あてつけがましい。 「人間の命は何とて救ひましまさぬぞ,―・しく申せば/浮世草子・諸艶大鑑 6」
- てあて: 【手当(て)】 (1)前もって準備しておくこと。また,事態に応じた処置をすること。用意。準備。 「来期の資材を―しておく」「欠員の―」 (2)けがや病気の処置をすること。また,その処置。 「応急―」 (3)労働などに対する報酬。 「月々の―」 (4)心付け。チップ。 (5)支払う金銭。 「乳母を置く程の―がない/真景累ヶ淵(円朝)」 (6)基本給のほかに支給する賃金。家族手当・通勤手当・住宅手