- 【宛行・充行】
所領や禄物などを与えること。あてがい。
- あておこない-じょう: ―オコナヒジヤウ 【充行状】(文面に「充行」と記されていたことから)中世,所領・禄物などを家臣に給与する旨を記した公・私文書。あてぶみ。あてがいじょう。知行状。
- あておこなう: 【宛て行ふ・充て行ふ】 (1)任務などを割りあてる。 「反別に兵粮米を―・ふべきよし申されけり/平家 12」 (2)その事のために用いる。 「軍勢の兵粮料所に―・ひしに依て/太平記 33」 (3)所領・禄物などを与える。 「衣裳をさへこそ―・はしめ給へ/大鏡(藤氏物語)」
- あておこないじょう: 【充行状】 〔文面に「充行」と記されていたことから〕 中世,所領・禄物などを家臣に給与する旨を記した公・私文書。あてぶみ。あてがいじょう。知行状。