あてがいぶち 意味
- 【宛てがい扶持・宛行扶持】
〔(2)が原義〕
(1)雇っている側の一方的な判断で与える手当。
(2)江戸時代,雇い主が雇い人にあてがって渡す扶持米。
関連用語
あてがい-ぶち: ―ガヒ― [0] 【宛てがい扶持・宛行扶持】 ( (2) が原義) (1) 雇っている側の一方的な判断で与える手当。 (2) 江戸時代,雇い主が雇い人にあてがって渡す扶持米。
あてがい: 【宛てがい・宛行・充行】 (1)割りあてて与えること。与える側が一方的に決めて与えること。また,そのもの。 「―の小遣い」「―の制服」 (2)禄物や所領を与えること。また,その禄物や所領。あておこない。 (3)あれこれを考え合わせること。心配り。配慮。 「一定往生とうちかたむる人のみ多し。あぶなき―也/沙石 10」
あてがい-じょう: ―ガヒジヤウ 【充行状】 あておこないじょう
あてがいじょう: 【充行状】 ⇒あておこないじょう(充行状)
くいぶち: 【食(い)扶持】 食べ物を買うための金。食費。食い分。 「―を入れる」
食いぶち: 食費
あてがう: 【宛てがう・充てがう】 〔「当て交(カ)う」の意か〕 (1)ぴたっと物を付ける。あてる。 「受話器を耳に―・う」 (2)適当と思われるものを与える。 「新入社員向きの仕事を―・う」「酒さえ―・っておけばおとなしい」 ‖可能‖ あてがえる
あてがき: 【宛て書き・充て書き】 (1)文書・封筒などの表に書いた受取人の名前や住所。 (2)「宛て所(ドコロ){(1)}」に同じ。
をあてがう: …の定額・定量を割り当てる; 糧食をあてがう
あて-がい: ―ガヒ [0] 【宛てがい・宛行・充行】 (1) 割りあてて与えること。与える側が一方的に決めて与えること。また,そのもの。「―の小遣い」「―の制服」 (2) 禄物や所領を与えること。また,その禄物や所領。あておこない。 (3) あれこれを考え合わせること。心配り。配慮。「一定往生とうちかたむる人のみ多し。あぶなき―也/沙石 10」
てがい: 【手蓋】 武具の籠手(コテ)の異名。 「一の刀には―をつき/平家(六・長門本)」 ; 【手飼い】 自分の手で飼うこと。自宅・自邸で飼い養うこと。 「―の犬」
あてがわれる: 挟まれる
がいぶ: 【艾蕪】 (1904-1992) 中国の小説家。四川省出身。雲南・ビルマを放浪後,社会の下層に取材した「南行記」を発表。他に「百錬成鋼」など。アイ=ウー。 ; 【外侮】 外国や外部から受けるあなどり。 ; 【外部】 (1)物の外側。 「建物の―」 (2)ある組織や集団のそと。 「―に知れる」 ⇔内部
いし-まてがい: ―マテガヒ 【石馬刀貝】 海産の二枚貝。殻長6センチメートルほどの円柱形で,殻表は黄褐色。砂岩やサンゴ塊などに穴を開けてすむ。肉は美味。本州中部以南に分布。イシワリ。
がいか-てがた: グワイクワ― [4] 【外貨手形】 手形面の記載金額が外貨で表示された外国為替手形。外貨為替。 円貨手形