あてな 意味
- 【宛て名】
郵便物や書類などに書く先方の名前。または,住所・氏名。
例文
もっと例文: 次へ>
- 乾杯は正確には グラスをあてないのよ
- (静流の声) あてなんか全然なくて
- (静流の声) あてなんか全然なくて
- 私たちには この土地以外に 行くあてなんてない。
- ヘビ殺人に 人をあてなきゃ
関連用語
あてなし: 【当て無し】 めあてがないこと。 「されども―に苦労はできぬもの/われから(一葉)」
あてな-こうこく: ―クワウ― [4] 【宛て名広告】 ダイレクト-メール
あてなこうこく: 【宛て名広告】 ⇒ダイレクト-メール
てな: □一□〔格助詞「て」に間投助詞「な」の付いたもの〕 「…というような」の意を表す。 「好きだ―こと言われてみたい」「みごと合格―具合にいかないかなあ」 □二□〔接続助詞「て」に間投助詞「な」の付いたもの〕 「…てね」の意を表す。主に男性が用いる。 「そうだっ―」「八幡(ヤワタ)の藪(ヤブ)知らずといっ―,はいると出口のわからない奥深い藪があったのだ」
あて: 【貴】 (1)身分や家柄が高く貴いさま。高貴だ。 「―なるも賤しきも/竹取」 (2)上品である。優美だ。 「色はいよいよ白うなりて,―にをかしげなり/源氏(宿木)」 ; 【檔】 (1)反りやすく,もろい低質の木材。生長の偏りからおこる。陽疾(ヨウシツ)。 (2)センダン{(1)}の古名。梟首(キヨウシユ)の木とされた。 ; 【私】 〔「わて」の転〕 一人称。わたし。京
あて-あて: 【当て当て・宛て宛て】 それぞれに割り当てること。「―に奉り給へれば/宇津保(俊蔭)」
うてな: 【台】 (1)高殿(タカドノ)。高楼(コウロウ)。 (2)〔蓮(ハス)のうてなの意から〕 蓮台(レンダイ)。 「はちす葉を同じ―と契りおきて/源氏(鈴虫)」 (3)土を盛って築いた物見台。[和名抄] ; 【萼】 〔「花の台(ウテナ)」の意か〕 花の萼(ガク)。
てなえ: 【手萎・攣】 手の自由がきかないこと。また,その病。 「―躄(アシナエ)となり/霊異記(下訓注)」
てなが: 【手長】 (1)手の長いこと。 (2)盗癖のあること。また,その人。 (3)手長島に住むという手の大変長い人間。足長(アシナガ)とともに清涼殿の荒海の障子に描かれていた。 (4)祭祀(サイシ)の際,神饌(シンセン)を運ぶ神官。 (5)宮中や貴族の家で,宴会の際に,配膳の取り次ぎをする人。 (6)大名家などの奥向きに仕える女性。仲居。 「御―のもの…おあちやと申すと/おきく物語」
てなげ: 【手投げ】 (1)手で投げること。 (2)野球で,投手が体全体ではなく手先だけでボールを投げること。
てなし: 【手無し】 (1)手がないこと。また,その人。 (2)袖のない胴着。また,袖無しの羽織。 「下臈のきる―といふ布着物きて/著聞 20」 (3)無能なこと。また,その人。 「薄情(ジヨウナシ)―/洒落本・辰巳婦言」 (4)〔女房詞。調度・料理などに手を触れられぬことから〕 月経。
てなべ: 【手鍋】 (1)つるの付いた鍋。手取り鍋。 (2)奉公人をおかないで,自分で煮炊きすること。 「―でもくらされまい物でもなし/浄瑠璃・五十年忌(中)」 ――下げても 好きな男と一緒になれるなら,自分で炊事の苦労をするような貧しさでもいとわないという意。
てなみ: 【手並(み)】 腕前。技量。 「鮮やかな―」 →お手並み
てなり: 【手なり】 茶道の点前(テマエ)で,器物を扱う手の動きが,自然に無理なくなされること。
てなれ: 【手慣れ・手馴れ】 手なれていること。使いなれていること。しなれていること。 「―した道具」