あとくされ 意味
- 【後腐れ】
〔「あとぐされ」とも〕
物事のすんだ後まで,ごたごたやわずらわしさが残ること。
「―のないようにしておく」
関連用語
あと-くされ: [0] 【後腐れ】 (「あとぐされ」とも) 物事のすんだ後まで,ごたごたやわずらわしさが残ること。「―のないようにしておく」
くされ: 【腐れ】 ※一※ (名) (1)腐ること。腐った物や,その状態。 「立ち―」 (2)思うにまかせず,やけをおこして成りゆきに任せること。 「ふて―」 →いっそのくされ (3)月経。また,その期間。 「藪入(ヤブイリ)は―をぬいて願ふ也/柳多留 4」 ※二※ (感) 〔うそなら,口が腐ってもよいの意〕 誓うときの言葉。下に打ち消し表現を伴う。決して。 「仇泣きの空誓文,―
あとくち: 【後口】 (1)飲食したあと,口に残る感じ。あとあじ。 (2)物事をしたあとに残る感じ。あとあじ。 「―が悪い」 (3)申し込みなどの,あとの方のもの。また,あとに続く約束。 ⇔先口 「―がかかる」 (4)あとの方の順番。 「―に回される」
とくさ: 【十種】 といろ。じっしゅ。 ; 【木賊】 能の一。四番目物。世阿弥作か。木賊刈りの老翁が,行方知れずの子供松若を思って狂乱の月日を送るが,ある日,旅僧に伴われた松若と巡り会う。 ; 【木賊・砥草】 トクサ目の常緑性シダ植物。山中の湿地に自生。観賞用に庭園などに植える。茎は叢生し,硬く中空で節があり,高さ70センチメートル内外。表面は深緑色で縦溝があってざらつき,節には黒色の鞘(
くされあう: 【腐れ合う】 〔「腐れ」は「鏈れ」の意とも〕 男女が不倫な関係を結ぶ。くさりあう。くさりつく。 「己(オレ)のやうな素一歩(スイチブ)と―・はうという料簡方だから/婦系図(鏡花)」
くされいち: 【腐れ市】 (1)廃物を売買する市。 (2)東京日本橋大伝馬町で毎年10月19日,恵比須講(エビスコウ)の前日の夜開かれた市。懸け鯛・雑貨・植木などの市。 →べったら市
くされえん: 【腐れ縁】 離れようとしても離れられない悪縁。好ましくないが切るに切れない関係を批判的あるいは自嘲的にいう。くさりえん。 「―が切れない」「昔からの―」
くされがね: 【腐れ金】 はした金。また,けがらわしい金。めくされがね。
くされる: 【腐れる】 腐敗する。くさる。 「其処此処には―・れた,見るも情無い死骸が/武蔵野(美妙)」
くされ縁: 悪縁
くされ-あ・う: ―アフ [4] [0] 【腐れ合う】 (動ワ五 [ハ四] ) (「腐れ」は「鏈れ」の意とも) 男女が不倫な関係を結ぶ。くさりあう。くさりつく。「己(オレ)のやうな素一歩(スイチブ)と―・はうという料簡方だから/婦系図(鏡花)」
くされ-いち: [3] 【腐れ市】 (1) 廃物を売買する市。 (2) 東京日本橋大伝馬町で毎年10月19日,恵比須講(エビスコウ)の前日の夜開かれた市。懸け鯛・雑貨・植木などの市。 べったら市
くされ-えん: [3] [0] 【腐れ縁】 離れようとしても離れられない悪縁。好ましくないが切るに切れない関係を批判的あるいは自嘲的にいう。くさりえん。「―が切れない」「昔からの―」
くされ-がね: [3] 【腐れ金】 はした金。また,けがらわしい金。めくされがね。
ふてくされ: 【不貞腐れる】 sulk; be sulky. ~た sulky.