あと-がね 意味
関連用語
あとがね: 【後金】 ⇒あときん(後金)
あと: 【阿堵】 「阿堵物(アトブツ)」の略。 ; 【跡・迹】 〔「足(ア)所(ト)」の意〕 (1)足で踏んだ所や車の通り過ぎた所に残るしるし。 「廊下に足の―が残る」「車輪の―」 (2)ある事が行われた,あるいは存在したことを示す証拠。また,その場所。 「苦労の―が見える」「手術の―」「古い都の―」 〔建造物には「址」,傷などには「痕」とも書く〕 (3)人の残したもの。(ア)定ま
あと-あと: [0] 【後後】 将来。のちのち。「―困ることになる」
がね: 名詞に付いて,…するためのもの,…の料の意を表す。中古には,候補者の意に用いる。 「高行くや速総別(ハヤブサワケ)の御襲(ミオスイ)―/古事記(下)」「この婿―によみて/伊勢 10」 ; 〔上代語〕 文末にあって,動詞の連体形に接続する。意志や命令などを表す前段を受けて,その意志や命令などの理由・目的を明らかにする意を表す。…であるから。…するために。…するように。 「梅の花われは
あとあと: 【後後】 将来。のちのち。 「―困ることになる」
あと-あとげつ: [4] 【後後月】 先月の前の月。先々月。
あし-あと: [3] 【足跡】 (1) 人や動物の歩いたあとに残る足の形。 (2) 人の歩いて行った道筋。経路。「―を追う」 (3) 人の残した業績。そくせき。「彼は多くの分野に―を残している」
あとう: 【誂ふ・聘ふ】 〔「あとらふ」と同源〕 (1)結婚を申し込む。 「―・ふること既に訖(オワリ)て/日本書紀(履中訓)」 (2)誘う。 「武彦を廬城河に―・へ率(タシ)ひて/日本書紀(雄略訓)」 (3)頼む。あつらえる。あとらう。 「ほととぎす春を鳴けとも―・ふとも/古今六帖 4」 ; 【能う】 ⇒あたう(能) 能う限り 可能な限り。できるかぎり。 「―の援助」
あとえ: 【後絵】 (1)「上絵(ウワエ){(2)}」に同じ。 (2)古い焼き物にあとから彩色を加えて消えた絵を補ったりすること。
あとざ: 【後座】 能舞台で,本舞台と鏡板との間の場所。通常,幅三間奥行一間半。前方,本舞台寄りに囃子(ハヤシ)方,橋懸かり寄り後方に後見が着座する。横板。 →能舞台
あとち: 【跡地】 建築物・施設などが撤去されたあとの敷地。 「―利用」
あとで: つづいて; 次に
あとに: 後方に
あとの: 次
あとば: 【後歯】 (1)下駄の後ろの歯。 (2)前の歯を作りつけに,あとの歯を差し歯にした婦人用の下駄。