あどけない者 意味

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  • 無邪気な者

関連用語

        あどけない:    〔「あどなし」と「いわけなし」「いとけなし」などとの混交によって近世にできた語〕 (子供のようすが)無邪気でかわいい。することが幼い。 「―・い寝顔」 ﹛派生﹜——げ(形動)——さ(名)
        しどけない:    (1)身なりなどがきちんとせずだらしない。しまりがない様子である。 「―・いネグリジェ姿」 (2)順序が乱れている。秩序がなく雑然としている。 「けふの御座席こそ―・う見えさせ給へ/平治(上)」 ﹛派生﹜——げ(形動)——さ(名)
        あどけ-な・い:     [4] (形) [文] ク あどけな・し (「あどなし」と「いわけなし」「いとけなし」などとの混交によって近世にできた語) (子供のようすが)無邪気でかわいい。することが幼い。「―・い寝顔」 [派生] ――げ(形動)――さ(名)
        あどない:    無邪気だ。あどけない。 「縋(スガ)つて頼むやうに―・く云つて/婦系図(鏡花)」
        しどけなさ:    粗慢; 与太; 粗略; 疎慢; 自堕落さ; ふしだら; 杜撰さ; 杜撰; 自堕落; ずぼらさ; じだらく; 締まらなさ; だらし無さ; 疎略
        けない:    【化内】 王化に服したところ。 ⇔化外
        足りない者:    うすのろ
        頂けない・戴けない:    いただけない 評価できない。感心しない。 「―ない話」 →いただける(3)
        だらしない者:    締まりが無い; だらしない; ぐうたら
        あど:    【何】 〔上代東国方言〕 (1)どのように。いかに。なんと。 「我が背子を―かも言はむ/万葉 3379」 (2)(反語の係助詞「か」を伴って)どうして…だろうか。 「―か絶えせむ/万葉 3397」 ; 【迎合】 (1)(普通「アド」と書く)狂言で,主役(シテ)に対する相手役。複数の場合は,主(オモ)アド・次(ジ)アド,あるいは一のアド・二のアドと呼ぶ。 →仕手(シテ) (
        あじけない:    【味気ない】 〔「あじきない」の転。「味気」は当て字〕 物事に興味が感じられずつまらない。面白みや風情がない。あじきない。 「―・い病床の日々」「―・い話だ」 ﹛派生﹜——が・る(動ラ五[四])——さ(名)
        あっけない:    【呆気ない】 〔物足りないの意の「飽く気(ケ)なし」の転。「呆気」は当て字〕 予期や期待に反して簡単・貧弱で物足りない。 「―・い幕切れ」「―・く敗れる」 ﹛派生﹜——さ(名)
        いけない:    〔「行(イ)く」の可能動詞「行ける」に打ち消しの助動詞「ない」の付いたもの〕 (1)「悪い」の婉曲(エンキヨク)な言い方。よくない。 「この文章はここが―ない」「タバコは体に―ない」 (2)悪い結果をもたらした行為について,それは非難されるべきである,という話し手の気持ちを表す。 「お前がよく注意していなかったのが―ないんだ」「思っていたことを話しただけだけど,何か―ないことを言ったか
        いとけない:    【幼けない・稚い】 〔「いときなし」の転〕 おさない。あどけない。 「―・いしぐさ」 ﹛派生﹜——さ(名)
        いわけない:    【稚い】 年端がゆかない。幼い。 「―・い子供」「―・くおはしましし時より見奉り/源氏(桐壺)」 〔歴史的仮名遣いは「いはけなし」「いわけなし」の両説がある〕

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