あにい 意味
- 【兄い】
(1)あにき。あに。
(2)勇み肌の若者。また,その者を呼ぶ語。
例文
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- あにいもうと(監督:成瀬巳喜男。
- 1976年には『あにいもうと』の演技で各映画賞を受賞した。
- 1935年(昭和10年)、『あにいもうと』で文芸懇話会賞を受賞。
- ところが、ある日突然ぬーとぴあにいる優太にみのりから電話がかかってきた。
- 行き倒れた所をねずみ男に救われた事があり、以来彼を「ねずみ男の兄い(あにい)」と呼び慕っていた。
関連用語
あに: 【豈】 (1)(打ち消しの表現を伴って)決して。 「我(ア)が恋に―まさらじか沖つ島守/万葉 596」 (2)(下に反語の表現を導いて)どうして。 「夜光る玉といふとも酒飲みて心を遣るに―しかめやも/万葉 346」 ――図(ハカ)らんや どうしてそんなことを考えようか,考えもしない。意外にも。 「―,生きて再び会おうとは」 ; 【兄】 (1)同じ親から生まれた年上の男。年
にい: 【新】 名詞の上に付き,接頭語的に用いて,新しい,初めての,ういういしい,などの意を表す。 「―盆」「―妻」
あにき: 【兄貴】 〔「兄君」の転という〕 (1)兄を親しんで,また敬っていう語。 (2)若者・職人またはやくざなどの間で,年長の男,または勢力のある男。 「―分」「悪徒を集(ツド)へ波之助は―と称へられ/高橋阿伝夜叉譚(魯文)」 (3)自分より年長であること。また,年長の男。 「君は僕より―だし/多情多恨(紅葉)」
あにご: 【兄御】 兄を敬っていう語。
あに-い: [2] 【兄い】 (1) あにき。あに。 (2) 勇み肌の若者。また,その者を呼ぶ語。
あに-うえ: ―ウヘ [2] 【兄上】 兄を敬っていう語。
あに-き: [1] 【兄貴】 (「兄君」の転という) (1) 兄を親しんで,また敬っていう語。 (2) 若者・職人またはやくざなどの間で,年長の男,または勢力のある男。「―分」「悪徒を集(ツド)へ波之助は―と称へられ/高橋阿伝夜叉譚(魯文)」 (3) 自分より年長であること。また,年長の男。「君は僕より―だし/多情多恨(紅葉)」
あに-ぎみ: [2] 【兄君】 兄を敬っていう語。兄上。
あに-ご: [0] [2] 【兄御】 兄を敬っていう語。
あに-さん: [2] 【兄さん】 (1) 兄を親しみ敬っていう語。にいさん。 (2) 若い男子を親しんで呼ぶ語。 (3) 落語家など芸人が,兄弟子や先輩をいう語。
あに-じゃ: ―ヂヤ 【兄者】 「あにじゃひと」の略。
あに-でし: [0] [2] 【兄弟子】 同じ師匠のもとに先に入門した人。同門の先輩。 弟弟子
あに-ぶん: [2] 【兄分】 (1) 義兄弟などの約束により,かりに兄として敬う人。 弟分 (2) 男色関係で,年上の者。念者(ネンジヤ)。「若衆のたしなみ是第一,―に恥かかすな/浄瑠璃・万年草(上)」
あに-よめ: [2] 【兄嫁・嫂】 兄の妻。
なあに: 〔「なに」の転〕 ※一※ (代) 不定の指示代名詞。よくわからない物事をさし示す。なに。 「おかあさん,あれ―」「あなたの欲しいのは―」 〔多く子供どうしや大人が子供の相手をする際に用いる〕 ※二※ (感) (1)聞きなおすときや,問いかけるときに用いる語。なに。 「―,どうしたの」 (2)相手の言葉を軽く否定して応答する際に用いる語。なに。 「―,たいしたことはないよ」