あびせかける 意味
- 【浴びせ掛ける】
(1)水などを激しくかける。
「ホースで水を―・ける」
(2)相手に激しい言葉などを投げかける。
「罵声を―・ける」
例文
- 倒れた相手に向かってでんぐり返しをして身体をあびせかける。
- 人を食ったような態度で冷たい言葉をあびせかけることが多い人物である。
- マット上で倒れている相手に向かって、ジャンプしてから尻餅をつくようにして身体をあびせかける。
- 水祝い(みずいわい)は、婚礼のさいに、または結婚後最初の正月に、新郎または新婦または新郎新婦に水をあびせかける民俗儀礼。
関連用語
浴びせかける: 浴びせ掛ける
あびせ-か・ける: [5] 【浴びせ掛ける】 (動カ下一) [文] カ下二 あびせか・く (1) 水などを激しくかける。「ホースで水を―・ける」 (2) 相手に激しい言葉などを投げかける。「罵声を―・ける」
きせかける: 【着せ掛ける】 相手が着やすいように,後ろから肩に着物を掛けてやる。 「浴衣(ユカタ)を―・ける」
のせかける: 【乗せ掛ける・載せ掛ける】 (1)のせはじめる。 (2)計略にはまるように仕向ける。おだて上げる。 「軽薄ぬらくら口に鰻の油とろりと―・くれば/浄瑠璃・宵庚申(上)」
みせかける: 【見せ掛ける】 実際はそうではないのに,そう見えるようにする。うわべだけを取りつくろう。 「金持ちのように―・ける」「純金のように―・ける」
よせかける: 【寄(せ)掛ける】 (1)他の物によりかからせて立てる。もたせかける。 「はしごを塀(ヘイ)に―・ける」 (2)押しよせて,攻める。せめかける。 「―・けて打つ白波の音高く,ときをつくつて騒ぎけり/謡曲・夜討曾我」
凭せかける: 凭せ掛ける
寄せかける: 圧しひしぐ; 押拉ぐ; 寄せ掛ける; 圧し拉ぐ; 圧拉ぐ; 押す; 押しひしぐ; 押し拉ぐ; 寄掛ける
見せかける: 気取る; 見せ掛ける; 芝居する
もたせかける: 【凭せ掛ける】 (1)しっかりした物に寄りかからせて立てる。 「電車の扉に体を―・ける」「材木を壁に―・ける」 (2)相手が喜ぶようにしむける。思わせぶりをする。 「弱みを見せじと偽に―・けたる我心/浄瑠璃・賢女の手習」
あびせる: 【浴びせる】 (1)水などを大量に,相手の体に勢いよくかける。比喩的にも用いる。 「頭から冷水を―・せる」 (2)たくさんの細かいものを相手の体全体にかける。また,打撃を与える。 「トラックがほこりを―・せて走り去る」「集中砲火を―・せる」「一太刀(ヒトタチ)―・せる」 (3)相手に対し集中的に非難・賞賛や質問の言葉を発する。 「罵詈雑言(バリゾウゴン)を―・せる」「記者会見で質問
あびせ-たおし: ―タフシ [0] 【浴びせ倒し】 相撲の決まり手の一。土俵ぎわで踏みこらえる相手にのしかかるようにして倒す技。
うりあびせ: 【売(り)浴びせ】 相場を下落させるため,売り方が買い方の買い数量以上に売り物(売り玉(ギヨク))を市場に出すこと。
うり-あびせ: [0] 【売(り)浴びせ】 相場を下落させるため,売り方が買い方の買い数量以上に売り物(売り玉(ギヨク))を市場に出すこと。
あびせたおし: 【浴びせ倒し】 相撲の決まり手の一。土俵ぎわで踏みこらえる相手にのしかかるようにして倒す技。