あまがえる 意味
- 【雨蛙】
小形のカエル。体長4センチメートルほど。体は普通上面が緑色,下面は白色であるが,環境により灰褐色などに変化する。四肢の各指に吸盤があり,樹上で生活する。雄はのどに大きな声嚢(ノウ)があり,夕立の降る前に高い声で鳴く。ユーラシアから日本にかけて広く分布。あまごいむし。﹝季﹞夏。
例文
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- 「あまがえる先生まよなかのびっくりコンサート」(旺文社)。
- あるとき三十疋(ぴき)のあまがえるたちが、一緒に面白く仕事をしていました。
- 主な著書に『あまがえるりょこうしゃ』(ポプラ社)、『あまがえる先生 まよなかのびっくりコンサート』(旺文社)など。
- 主な著書に『あまがえるりょこうしゃ』(ポプラ社)、『あまがえる先生 まよなかのびっくりコンサート』(旺文社)など。
- 2007年 「ごろんごろん」(ポプラ社)、「あまがえる先生ミドリ池きゅうしつ大さくせん」(旺文社)、「もりのくうちゅうさんぽ」(福音館書店)を出版。
関連用語
がまがえる: 【蝦蟇】 ヒキガエルの別名。がま。
ぬまがえる: 【沼蛙】 カエルの一種。体長4~5センチメートル。背面は暗灰褐色の地に黒色の斑紋が散在し,皮膚に凹凸がある。腹面は白色で平滑。池沼・水田にすむ。本州中部以南,東南アジア・インドに広く分布。
まがえる: 【紛える】 (1)似ていて,とりちがえる。見違えさせる。 「その衫(サン)の上に縫附けたる檸檬(リモネ)の殻は大いなる釦(ボタン)に―・へたるなり/即興詩人(鴎外)」 (2)区別がつかないほど入り乱れさせる。 「わが岳に盛りに咲ける梅の花残れる雪を―・へつるかも/万葉 1640」 〔「紛う」に対する他動詞〕
やまがえる: 【山蛙】 アカガエルの別名。
あま-がえる: ―ガヘル [3] 【雨蛙】 小形のカエル。体長4センチメートルほど。体は普通上面が緑色,下面は白色であるが,環境により灰褐色などに変化する。四肢の各指に吸盤があり,樹上で生活する。雄はのどに大きな声嚢(ノウ)があり,夕立の降る前に高い声で鳴く。ユーラシアから日本にかけて広く分布。あまごいむし。 [季] 夏。
こまがえる ―ガヘル: 若返る。 「まめ人の,ひきたがへ,―・るやうもありかし/源氏(玉鬘)」
とのさまがえる: 【殿様蛙】 無尾目の両生類。体長6~9センチメートル。雄の背面は黄褐色,雌は灰白色で,それぞれ不規則な黒斑がある。後肢に水かきが発達している。日本・中国・朝鮮に分布し,日本では低地の水辺で普通に見られる。金線蛙。
まが・える: マガヘル [3] 【紛える】 (動ア下一) [文] ハ下二 まが・ふ (1) 似ていて,とりちがえる。見違えさせる。「その衫(サン)の上に縫附けたる檸檬(リモネ)の殻は大いなる釦(ボタン)に―・へたるなり/即興詩人(鴎外)」 (2) 区別がつかないほど入り乱れさせる。「わが岳に盛りに咲ける梅の花残れる雪を―・へつるかも/万葉 1640」 (「紛う」に対する他動詞)
うまがえし: 【馬返し】 登山道で,道が急に険しくなり,乗ってきた馬を引き返させて,徒歩になる地点。駒返し。 〔多く地名として残る〕
こまがえし: 【小間返し】 屋根の垂木や木舞・格子の組子などを材と同じ幅の間隔で配列すること。 ; 【駒返し】 「馬返し」に同じ。
しまがえ: 【島替】 江戸時代,流された島で再び罪を犯した罪人を,さらに遠い島に流したこと。
てまがえ: 【手間替え】 農村などで,労力を貸し合うこと。助け合うこと。結(ユイ)。
あま・える: [0] 【甘える】 (動ア下一) [文] ヤ下二 あま・ゆ (1) 物をねだったりかわいがってもらおうとして,ことさらになれなれしく振る舞う。甘ったれる。「親に―・える」 (2) 人の好意・親切を遠慮なく受け入れる。また,好意・親切をあてにして,気ままに振る舞う。「お言葉に―・えてお世話になります」 (3) 甘い香りがする。「いと―・えたる薫(タ)き物の香/源氏(常夏)」
かえる-がえる: カヘルガヘル 【返る返る】 (副) 「かえすがえす」に同じ。「―ひまなううらみつくさせ給ふ御文も/寝覚 3」
あまがき: 【甘柿】 渋みがほとんどなく,そのまま食べられる甘い柿。御所柿・富有柿・次郎柿など。﹝季﹞秋。