あまさかさま 意味
- 【天逆様】
道理にあわないさま。
「いかなる―の仰なりとも/平治(下)」
関連用語
まさかさま: 【真逆様】 「まっさかさま(真逆様)」に同じ。 「―のくせごと/著聞 16」
あま-さかさま: 【天逆様】 (形動ナリ) 道理にあわないさま。「いかなる―の仰なりとも/平治(下)」
さかさま: 【逆様】 (1)物事の位置・順序・表裏などが正常なあり方と反対になっている・こと(さま)。さかさ。 「―につるす」「―になる」 (2)親より先に子が死ぬこと。 「みな先立たせ給しかば,―の御歎き絶ゆる世なく/増鏡(老のなみ)」
さかさま-ごと: 【逆様事】 親より先に子が死ぬこと。さかさごと。「浮世に長うも居ぬ己(オレ)に―など見せてたもんな/浄瑠璃・桂川」
まっ-さかさま: [3] 【真っ逆様】 (名・形動) [文] ナリ 完全にさかさまな・こと(さま)。「―に落ちる」
ま-さかさま: 【真逆様】 (名・形動ナリ) 「まっさかさま(真逆様)」に同じ。「―のくせごと/著聞 16」
つかさまさり: 【官増さり】 官位の昇進すること。 「―としきなみぞ立つ/枕草子 92」
さかさまごと: 【逆様言】 こちらが言いたいことなのに,逆に言いがかりをつけてくること。 「はては言はむことのなさにやあらむ,―ぞある/蜻蛉(下)」 ; 【逆様事】 親より先に子が死ぬこと。さかさごと。 「浮世に長うも居ぬ己(オレ)に―など見せてたもんな/浄瑠璃・桂川」
さかさまつげ: 【逆さ睫毛】 眼球の方に向かって生えたまつげ。さかまつげ。
さかさま-の-つみ: 【逆様の罪】 主君・親・師・恩人などにそむく罪。逆罪(ギヤクザイ)。「いみじからむ―ありとも,この人びとをばおぼしゆるすべきなり/大鏡(師輔)」
まっさかさま: 【真っ逆様】 完全にさかさまな・こと(さま)。 「―に落ちる」
上下さかさま: 上下逆様
あかさかただまさ: 【赤坂忠正】 (?-1657) 江戸初期の鐔工(タンコウ)。京都より江戸赤坂に移住。名は庄右衛門。尾張鐔(ツバ)に似て当代風な図柄の鉄透かし鐔を造り大いに流行,一門は後代まで栄えた。
あかさか-ただまさ: 【赤坂忠正】 (?-1657) 江戸初期の鐔工(タンコウ)。京都より江戸赤坂に移住。名は庄右衛門。尾張鐔(ツバ)に似て当代風な図柄の鉄透かし鐔を造り大いに流行,一門は後代まで栄えた。
さかさまにする: ひっくり返す; 倒す