あまったるい 意味
- 【甘ったるい】
〔「あまたるい」の転〕
(1)味が度をすぎて甘い。ひどく甘い。
「―・いしるこ」
(2)相手の心をとろけさせるようだ。
「―・い言葉で誘惑する」
(3)ひどく甘えた様子である。
「―・い声」
(4)厳しさ・鋭さが足りない。
「―・い考え」
﹛派生﹜——さ(名)
関連用語
あまっ-たる・い: [5] [0] 【甘ったるい】 (形) (「あまたるい」の転) (1) 味が度をすぎて甘い。ひどく甘い。「―・いしるこ」 (2) 相手の心をとろけさせるようだ。「―・い言葉で誘惑する」 (3) ひどく甘えた様子である。「―・い声」 (4) 厳しさ・鋭さが足りない。「―・い考え」 [派生] ――さ(名)
あまった: 残った; 余剰
あまったれ: 【甘ったれ】 ひどく甘えること。また,そのような人。 「―の末っ子」
あまたるい: 【甘たるい】 「あまったるい」に同じ。 「―・い金玉糖/門(漱石)」
かったるい: 〔「かいだるい(腕弛)」の転〕 (1)体が疲れてだるい。ものうい。 「―・くて何もする気がない」 (2)もどかしい。じれったい。 「―・い男だ」 →おかったるい ﹛派生﹜——げ(形動)——さ(名)
けったるい: 「かったるい」の転。 「足も常よりは―・い/耽溺(泡鳴)」
甘ったるい: あまったるい ⑤◎ 〔「あまたるい」の転〕 (1)味が度をすぎて甘い。ひどく甘い。 「―・いしるこ」 (2)相手の心をとろけさせるようだ。 「―・い言葉で誘惑する」 (3)ひどく甘えた様子である。 「―・い声」 (4)厳しさ・鋭さが足りない。 「―・い考え」 ﹛派生﹜——さ(名)
重ったるい: おもったるい ⑤ (体が)なんとなく重くてだるい。 「足が―・い」
あまったれる: 【甘ったれる】 〔「あまたれる」の転〕 (1)子供などが人なつこく甘える。ひどく甘える。 「―・れた声」 (2)他人の好意や援助をあてにして行動する。 「そんな―・れた根性でどうする」
おかったるい: 〔近世江戸語〕 十分でない。不足である。てぬるい。 「三谷の毘沙門から百足(ムカデ)を後見にたのんでも,まだ―・い/洒落本・傾城買二筋道」
おもったるい: 【重ったるい】 (体が)なんとなく重くてだるい。 「足が―・い」
まった: 【又】 〔「また(又)」の転〕 「また」を強めていう語。さらに加えて。 「味方残らず討死,―主君知盛も大勢に取りまかれ/浄瑠璃・千本桜」 ; 【待った】 (1)碁・将棋・相撲などで,相手が仕掛けてきた手や立ち合いを待ってもらうこと。また,その時に発する語。 「―をかける」「―がはいる」 (2)転じて,進行中の動きを止めること。 「発表に―がかかった」
たるい: 【垂井】 岐阜県南西部,揖斐(イビ)川支流の相川扇状地上にある町。中山道の旧宿場町。 ; 【樽井】 姓氏の一。
あまっこ: 【尼っ子】 若い女性をののしっていう語。あま。あまっちょ。
あまっちょ: 【尼っちょ】 「あまっこ」に同じ。