あまの-いわふね 意味
- ―イハ―
【天の磐船】
天空を飛ぶという堅固な船。「―に乗て天より降止(イタリイデ)ませり/日本書紀(神武訓)」
関連用語
あまのいわふね: 【天の磐船】 天空を飛ぶという堅固な船。 「―に乗て天より降止(イタリイデ)ませり/日本書紀(神武訓)」
いわふね: 【岩船・磐船】 岩のように頑丈な船。神が天降るときに乗ると考えられた。あまのいわふね。 「天雲に―浮かべ/万葉 4254」 ; 【岩舟】 栃木県南部,下都賀(シモツガ)郡の町。建築用の岩舟石を特産。
いわふね-の-さく: イハフネ― 【磐舟柵】 (「いわふねのき」とも) 古代,東北経営のためにおかれた城柵の一。648年,前年の渟足柵(ヌタリノサク)とともに越後方面の基地として設置。現在の新潟県村上市岩船の地に比定される。
いわふねのさく: 【磐舟柵】 〔「いわふねのき」とも〕 古代,東北経営のためにおかれた城柵の一。648年,前年の渟足柵(ヌタリノサク)とともに越後方面の基地として設置。現在の新潟県村上市岩船の地に比定される。
あまの-とりふね: 【天の鳥船】 神が乗って天空を移動すると考えられた船。古事記では伊弉諾尊(イザナキノミコト)・伊弉冉尊(イザナミノミコト)が生んだとする。鳥之石楠船神(トリノイワクスブネノカミ)。
あまの-いわと: ―イハ― 【天の岩戸・天の磐戸】 天の岩屋の戸。「―を引き開け/日本書紀(神代下訓)」
あまの-いわや: ―イハ― 【天の岩屋】 天上界にあったという岩窟。記紀神話では天照大神(アマテラスオオミカミ)が弟の素戔嗚尊(スサノオノミコト)の乱暴な行為に怒り,こもったという。「すなはち―に入りまして/日本書紀(神代上訓)」
あまのとりふね: 【天の鳥船】 神が乗って天空を移動すると考えられた船。古事記では伊弉諾尊(イザナキノミコト)・伊弉冉尊(イザナミノミコト)が生んだとする。鳥之石楠船神(トリノイワクスブネノカミ)。
あまのいわと: 【天の岩戸・天の磐戸】 天の岩屋の戸。 「―を引き開け/日本書紀(神代下訓)」
あまのいわや: 【天の岩屋】 天上界にあったという岩窟。記紀神話では天照大神(アマテラスオオミカミ)が弟の素戔嗚尊(スサノオノミコト)の乱暴な行為に怒り,こもったという。 「すなはち―に入りまして/日本書紀(神代上訓)」
あまの-いわやと: ―イハヤ― 【天の岩屋戸】 「天の岩戸(イワト)」に同じ。「―を細めに開きて/古事記(上)」
あまのいわやと: 【天の岩屋戸】 「天の岩戸(イワト)」に同じ。 「―を細めに開きて/古事記(上)」
あまの-いわくすぶね: ―イハクス― 【天の磐樟船】 クスノキで造ったという,がっしりした船。日本書紀神話では伊弉諾尊(イザナキノミコト)・伊弉冉尊(イザナミノミコト)が子の蛭子(ヒルコ)をのせて流したという。
いわ-ふね: イハ― 【岩船・磐船】 岩のように頑丈な船。神が天降るときに乗ると考えられた。あまのいわふね。「天雲に―浮かべ/万葉 4254」
いわふじ: 【岩藤】 (1)人形浄瑠璃「加賀見山旧錦絵(コキヨウノニシキエ)」の登場人物。 (2)文楽人形の頭(カシラ)の名。女頭の中年の敵(カタキ)役に使用される。八汐(ヤシオ)。 ; 【岩藤】 ニワフジの別名。