あまの-かくや 意味

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  • 【天の加久矢】
    古事記神話にみられる矢の名。あまのまかこや。「天のはじ弓,―を持ちて/古事記(上)」

関連用語

        あまのかくや:    【天の加久矢】 古事記神話にみられる矢の名。あまのまかこや。 「天のはじ弓,―を持ちて/古事記(上)」
        あまの:    【天野】 大阪府河内長野市の地名。金剛寺(通称,女人高野)がある。 ; 【天野】 姓氏の一。 ; 【天の】 天にある。天の。天上界に所属する。 →あめの
        おくやまの:    【奥山の】 奥山に産することから,「真木(マキ)」にかかる。 「―真木の板戸を押し開き/万葉 11」
        かくや:    【覚弥】 古漬けの香の物を塩出しし,細かく刻んで醤油をかけたもの。隔夜。 〔江戸初期に,岩下覚弥という人が始めたとも,高野山の隔夜堂を守る老僧のために始めたともいう〕 ; 【隔夜】 (1)一晩おき。 (2)一晩ごと。 (3)神社仏閣に一夜に一か所ずつ参籠して続ける修行。また,その修行を行う人。隔夜詣(モウ)で。隔夜参詣。 「元結きつて―になり/狂言・鈍太郎」 (4)「覚弥(カ
        あまのうみ:    【天の海】 「あめのうみ(天の海)」に同じ。
        あまのがわ:    【天之川】 大阪府枚方(ヒラカタ)市にあった禁野の地名。付近を天野川(淀川の支流)が流れる。((歌枕)) ; 【天の川・天の河】 銀河系内の無数の恒星が天球の大円に沿って帯状に見えるのを川に見立てたもの。七月七日の七夕の夜,牽牛(ケンギユウ)と織女がこの川を渡って年に一度会うという。﹝季﹞秋。《荒海や佐渡に横たふ―/芭蕉》 →銀河(1)
        あまのざけ:    【天野酒】 中世,大阪府河内長野市の天野山金剛寺で造った酒。品質の良いことで有名であった。
        あまのだる:    【天野樽】 天野酒を入れる樽。現在の祝儀に用いる柄樽(エダル)に同じ。
        あまのと:    【天の戸・天の門】 (1)天の岩屋の戸。 「ひさかたの―開き/万葉 4465」 (2)天の川の河門(カワト)。 「織女(タナバタ)の―わたる今宵さへ/後撰(秋上)」
        あまのはら:    【天の原】 (1)大空。 「―雲なき夕(ヨイ)に/万葉 1712」 (2)天つ神のいる世界。天上界。 「天皇(スメロキ)の敷きます国と―石門(イワト)を開き神上り上りいましぬ/万葉 167」
        あまのり:    【甘海苔】 紅藻類ウシケノリ目の海藻。体は薄い葉状で,紅紫色・黒紫色など。アサクサノリ・スサビノリ・マルバアマノリなどの種があり,古くから食用にされる。
        あまの-いのち:     【天の命】 天から授かった命。天命。「鼠ワ―ヲ助カッテ/天草本伊曾保」
        あまの-いわと:    ―イハ― 【天の岩戸・天の磐戸】 天の岩屋の戸。「―を引き開け/日本書紀(神代下訓)」
        あまの-いわや:    ―イハ― 【天の岩屋】 天上界にあったという岩窟。記紀神話では天照大神(アマテラスオオミカミ)が弟の素戔嗚尊(スサノオノミコト)の乱暴な行為に怒り,こもったという。「すなはち―に入りまして/日本書紀(神代上訓)」
        あまの-うみ:     【天の海】 「あめのうみ(天の海)」に同じ。

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