あまびこ-の 意味
- 【天彦の】
(枕詞)
「音羽」「訪れ」などにかかる。「―訪れじとぞ今は思ふ/古今(雑下)」
- あまびこ: 【天彦】 (1)こだまを返すといわれる天人。 「―よ雲のまがきにことづてん/夫木 8」 (2)こだま。やまびこ。[日葡] ; 【雨彦】 ヤスデの古名。 「いなごまろ・―なむなどつけて召し使ひ給ひける/堤中納言(虫めづる)」
- あまびこの: 【天彦の】 「音羽」「訪れ」などにかかる。 「―訪れじとぞ今は思ふ/古今(雑下)」
- やまびこ: 【山彦】 (1)こだま。古く,{(2)}の声と考えられていた。 (2)山の神。山の霊。 「身は隠れ声はおとなふ―を/夫木 36」