あまり-もの 意味
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【余り物】
余った物。残って不要になった物。
関連用語
あまりもの: 【余り物】 余った物。残って不要になった物。
あまり: 【余り】 ※一※ (名) (1) ③ (ア)余ったもの。残り。「三人で分けると―が出る」「―の毛糸で手袋を編む」(イ)割り算で,割り切れずに残った部分。残り。剰余。 (2) ◎① (「…のあまり」の形で副詞的に用いる)ある事の程度がはなはだしいために別の事態を引き起こすこと。 「驚きの―口もきけない」「感激の―泣き出した」 ※二※ ③ (形動) (1)程度がはなはだしいさま。並
あま-もの: [0] 【甘物】 (1) 味の甘いもの。 (2) 乳児に飲ませた,甘葛(アマズラ)を煎(セン)じた湯。「すり粉・―にて人間そだちたるためしあまたあり/浮世草子・男色大鑑 1」
あまりある: 【余り有る】 (1)十分である。十分に余裕がある。 「実験の成功は苦難を補って―・る」 (2)十分にし尽くせない。 「想像に―・る苦しみ」
あまりごと: 【余り事】 (1)よけいなこと。行きすぎたこと。 「象ばかりに乗ていと善かりつるを,獅子に乗るが―/今昔 5」 (2)あまりにも虫のいいこと。法外なこと。 「いかに面目あらましと―をぞ思ひてのたまふ/源氏(真木柱)」
あまりさえ: 【剰へ】 〔「余り」に助詞「さへ」が付いた語〕 「あまつさえ」に同じ。 「―疫癘(エキレイ)うちそひて/方丈記」
あまりちゃ: 【余り茶】 茶筒などに使い残した茶。また,飲み残しの茶。 「―に福がある。然らば今一つ/浄瑠璃・伊賀越道中双六」
あまりに: 過ぎ; 無理に; あまり; 過剰に
あまりにも: よほど
あまりの: 余分; 多い
あまりべ: 【余戸】 律令制における村落制度で,五〇戸を一里としたとき,五〇戸に余る端数の民戸で編成した里。また,僻地の寒村などの称としても用いた。あまるべ。
あまりょう: 【雨竜・螭竜】 (1)雨をつかさどると考えられていた,中国の想像上の竜に似た動物。体は黄緑色,尾は赤く細い。角はない。 (2){(1)}を図案化した紋所。
あまり-あ・る: 【余り有る】 (連語) (1) 十分である。十分に余裕がある。「実験の成功は苦難を補って―・る」 (2) 十分にし尽くせない。「想像に―・る苦しみ」
あまり-ごと: 【余り事】 (1) よけいなこと。行きすぎたこと。「象ばかりに乗ていと善かりつるを,獅子に乗るが―/今昔 5」 (2) あまりにも虫のいいこと。法外なこと。「いかに面目あらましと―をぞ思ひてのたまふ/源氏(真木柱)」
あまり-さえ: ―サヘ 【剰へ】 (副) (「余り」に助詞「さへ」が付いた語) 「あまつさえ」に同じ。「―疫癘(エキレイ)うちそひて/方丈記」