―ガハ [3] 【天の川・天の河】銀河系内の無数の恒星が天球の大円に沿って帯状に見えるのを川に見立てたもの。七月七日の七夕の夜,牽牛(ケンギユウ)と織女がこの川を渡って年に一度会うという。[季]秋。《荒海や佐渡に横たふ―/芭蕉》銀河 関連用語あま-の: 【天の】 (連語) 天にある。天の。天上界に所属する。 あめの あまのがわ: 【天之川】 大阪府枚方(ヒラカタ)市にあった禁野の地名。付近を天野川(淀川の支流)が流れる。((歌枕)) ; 【天の川・天の河】 銀河系内の無数の恒星が天球の大円に沿って帯状に見えるのを川に見立てたもの。七月七日の七夕の夜,牽牛(ケンギユウ)と織女がこの川を渡って年に一度会うという。﹝季﹞秋。《荒海や佐渡に横たふ―/芭蕉》 →銀河(1) の-がわ: ―ガハ [1] 【野川】 野原を流れる小川。 あまぶた-がわら: ―ガハラ [5] 【雨蓋瓦】 切妻屋根の降り棟(ムネ)先端で隅行(スミユキ)の瓦(カワラ)との接合部分をおおう半球形の化粧瓦。動物などの飾りがある。留蓋瓦(トメブタガワラ)。 あまくも-の: 【天雲の】 (枕詞) 雲の形状から,「たゆたふ」「ゆくらゆくら」「たどきも知らず」などにかかる。「―たゆたふ心我が思はなくに/万葉 2816」 あまびこ-の: 【天彦の】 (枕詞) 「音羽」「訪れ」などにかかる。「―訪れじとぞ今は思ふ/古今(雑下)」 あまよ-の-つき: 【雨夜の月】 雨の降る夜の月。あっても見えないものにたとえる。「影見えぬ君は―なれや/詞花(恋上)」 あまよ-の-ほし: 【雨夜の星】 雨の降る夜の星。あっても見えないもの,きわめてまれなものにたとえる。「こちと女夫(メオト)は―,どこにあるやらないやらで/浄瑠璃・卯月の潤色(中)」 あま-の-おもて: [1] 【案摩の面】 (1) 舞楽の案摩の舞に用いる仮面。長方形の厚紙に白絹を貼り,目・鼻・口などを抽象的に描く。蔵面(ゾウメン)。 (2) 上部に黒い山形,下部に黒いうろこ形の斑(フ)を描いてある白羽の矢。「―の羽付きたる平胡簶(ヒラヤナグイ)の箙(エビラ)を負ひ/太平記 13」 あま-の-さぐめ: 【天探女】 記紀神話の神。天稚彦(アメノワカヒコ)の従神。高天原(タカマノハラ)から遣わされた雉(キジ)を天稚彦に射殺させた。一説に,後世の天の邪鬼(ジヤク)に関係づけられる。 あま-の-じゃく: [3] 【天の邪鬼】 ( (2) が原義) (1) 人の言うことやすることにわざと逆らうひねくれ者。つむじまがり。あまのじゃこ。 (2) 昔話に悪者として登場する鬼。「瓜子姫」に出るものが有名。記紀神話の天探女(アマノサグメ)に由来するともいわれる。 (3) 仏像で四天王や仁王が踏みつけている小さな鬼。また,毘沙門天(ビシヤモンテン)が腹部に付けている鬼面。 (4) 鳥キタタあま-の-ひぼこ: 【天日槍・天日矛】 記紀にみえる新羅(シラギ)国の王子。垂仁朝に但馬(タシマ)国出石に渡来。持参した八種の神宝は出石神社に祀(マツ)られたという。「播磨国風土記」では葦原醜男(アシハラノシコオ)と土地争いをした神とされる。 ち-の-あまり: 【血の余り】 末の子。末子。「子におろかはなけれどもわけて御身は―/浄瑠璃・用明天皇」 にい-の-あま: ニヰ― 【二位の尼】 平時子(タイラノトキコ)のこと。剃髪後,従二位に叙せられたのでいう。 きさ-の-おがわ: ―ヲガハ 【象の小川】 奈良県吉野町宮滝の対岸で吉野川に合流する喜佐谷川の古名。 隣接する単語"あま-にゅうどう" 意味"あま-の" 意味"あま-のり" 意味"あま-の-おもて" 意味"あま-の-かぐやま" 意味"あま-の-さぐめ" 意味"あま-の-じゃく" 意味"あま-の-ひぼこ" 意味"あま-の-まてがた" 意味"あま-の-おもて" 意味"あま-の-かぐやま" 意味"あま-の-さぐめ" 意味"あま-の-じゃく" 意味