あもり-つく 意味
- 【天降り付く】
(枕詞)
天から降ったという伝説から,「天の香具山」「神の香具山」にかかる。「―天の香具山霞立つ/万葉 257」
関連用語
あもりつく: 【天降り付く】 天から降ったという伝説から,「天の香具山」「神の香具山」にかかる。 「―天の香具山霞立つ/万葉 257」
あも: 【母】 〔上代語〕 はは。おも。 ⇔しし 「―にこそ聞えずあらめ/日本書紀(雄略)」 ; 【餅】 もち。幼児や女性が用いた。[日葡]「この―は正月の在所へやらうと思へども/浄瑠璃・五十年忌(中)」
あもう: 【阿蒙】 ⇒呉下(ゴカ)の阿蒙(アモウ)
あもく: 【亜目】 生物分類上,目に設けられることがある小区分。霊長目のキツネザルとニホンザルを原猿亜目と真猿亜目に分類するなど。
あもと: 【足元・足下】 人の家柄・経歴。身元。氏素性。 「―アル者ヂヤ/日葡」
あもる: 【天降る】 〔「あまおる」の転〕 (1)天上から降りてくる。天下る。 「高千穂の岳に―・りし皇祖(スメロキ)の/万葉 4465」 (2)行幸する。 「行宮(カリミヤ)に―・りいまして天の下治めたまひ/万葉 199」
あもん: 【亜門】 生物分類上,門に設けられることのある小区分。緑色植物門の維管束植物亜門など。
あも・る: 【天降る】 (動ラ四) (「あまおる」の転) (1) 天上から降りてくる。天下る。「高千穂の岳に―・りし皇祖(スメロキ)の/万葉 4465」 (2) 行幸する。「行宮(カリミヤ)に―・りいまして天の下治めたまひ/万葉 199」
あも-しし: 【母父】 (上代東国方言) ははとちち。おもちち。「―が玉の姿は忘れせなふも/万葉 4378」
あも-とじ: 【母刀自】 (上代東国方言) 母を敬っていう語。「―も玉にもがもや戴きて/万葉 4377」
あもしし: 【母父】 〔上代東国方言〕 ははとちち。おもちち。 「―が玉の姿は忘れせなふも/万葉 4378」
あもて足: 船首足; 船首トリム
あもとじ: 【母刀自】 〔上代東国方言〕 母を敬っていう語。 「―も玉にもがもや戴きて/万葉 4377」
ごか-の-あもう: [1] - [1] 【呉下の阿蒙】 (魯粛(ロシユク)が呂蒙(リヨモウ)に会った時,その学識が以前より深まり豊かなのに驚いて,君は呉にいた頃の武略に長じているだけの阿蒙(「阿」は発語)ではない,と言ったという「呉書(呂蒙伝・注)」の故事から) 学識や人物などが,昔のままで進歩のない者。呉下の旧阿蒙。「―と笑はれぬ様/思出の記(蘆花)」
あもう-せいめい: アマウ― 【天羽声明】 1934年(昭和9)4月の外務省情報部長天羽英二の談話。欧米列強の中国に対する援助を非難し,中国の排他的独占をめざしたもの。