あやつり-しばい 意味
- ―ヰ [5]
【操り芝居】
人形を操作して演ずる芝居。また,特に人形浄瑠璃や,それを上演する劇場のこと。操り浄瑠璃。
関連用語
あやつりしばい: 【操り芝居】 人形を操作して演ずる芝居。また,特に人形浄瑠璃や,それを上演する劇場のこと。操り浄瑠璃。
あやつり: 【操り】 (1)「操り芝居」「操り人形」の略。 (2)あやつること。あやつるしかけ。からくり。 「賽(サイ)に―を仕出し,人を抜きて金銀を取る事/仮名草子・浮世物語」
あやつりざ: 【操り座】 操り人形の芝居を上演する劇場。また,人形浄瑠璃芝居。
あやつり-ざ: [0] 【操り座】 操り人形の芝居を上演する劇場。また,人形浄瑠璃芝居。
いと-あやつり: [3] 【糸操り】 操り人形の一。人形を糸でつり下げて操るもの。近世初期,浄瑠璃と結びついて盛んに行われた。宝暦(1751-1764)以降衰微したが,明治にはいって九代目結城(ユウキ)孫三郎が再興。南京(ナンキン)操り。吊(ツ)り人形。
あやつり人形: 傀儡; マリオネット; 偶人; 人形
あやつり-さんば: 【操三番】 歌舞伎舞踊の一。長唄。本名題「柳糸引御摂(ヤナギノイトヒクヤゴヒイキ)」。篠田瑳助(シノダサスケ)作詞。五世杵屋(キネヤ)弥十郎作曲。1853年江戸河原崎座初演。三番叟(サンバソウ)を糸操りの人形に,翁(オキナ)と千歳(センザイ)をぜんまい人形に模して踊るもの。三番叟は後見に操られて踊る。のちに翁と千歳は普通の踊りに直された。
いとあやつり: 【糸操り】 操り人形の一。人形を糸でつり下げて操るもの。近世初期,浄瑠璃と結びついて盛んに行われた。宝暦(1751-1764)以降衰微したが,明治にはいって九代目結城(ユウキ)孫三郎が再興。南京(ナンキン)操り。吊(ツ)り人形。
あやつりさんば: 【操三番】 歌舞伎舞踊の一。長唄。本名題「柳糸引御摂(ヤナギノイトヒクヤゴヒイキ)」。篠田瑳助(シノダサスケ)作詞。五世杵屋(キネヤ)弥十郎作曲。1853年江戸河原崎座初演。三番叟(サンバソウ)を糸操りの人形に,翁(オキナ)と千歳(センザイ)をぜんまい人形に模して踊るもの。三番叟は後見に操られて踊る。のちに翁と千歳は普通の踊りに直された。
あやつり-きょうげん: ―キヤウ― [5] 【操り狂言】 操り芝居(シバイ)のこと。また,それを歌舞伎にうつした狂言。
あやつり-じょうるり: ―ジヤウ― [5] 【操り浄瑠璃】 (1) 「操り芝居」に同じ。 (2) 操り芝居で語られる浄瑠璃。義太夫節の類。
あやつり-にんぎょう: ―ギヤウ [5] 【操り人形】 操り芝居に用いる人形。手遣い人形と糸操り人形とがある。また,その芝居。あやつり。
ナンキンあやつり: 【南京操り】 糸操りの初期の称。江戸初期に始まり,寛文・延宝年間(1661-1681)に隆盛。
ナンキン-あやつり: [5] 【南京操り】 糸操りの初期の称。江戸初期に始まり,寛文・延宝年間(1661-1681)に隆盛。
あやつりきょうげん: 【操り狂言】 操り芝居(シバイ)のこと。また,それを歌舞伎にうつした狂言。