あやぶ・む 意味
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【危ぶむ】
■一■ (動マ五[四])
(1)よくない結果になりはしないかと心配する。危ないと思う。「前途を―・む」
(2)望ましい状態が実現しそうもないと思う。「この成績では進級も―・まれる」
■二■ (動マ下二)
危ない状態にする。「国家を―・めんとする物/平家 5」
関連用語
あや・む: 【危む】 (動マ下二) あやめる
あやぶむ: 【危ぶむ】 ※一※ (動マ五[四]) (1)よくない結果になりはしないかと心配する。危ないと思う。 「前途を―・む」 (2)望ましい状態が実現しそうもないと思う。 「この成績では進級も―・まれる」 ※二※ (動マ下二) 危ない状態にする。 「国家を―・めんとする物/平家 5」
あやしば・む: 【怪しばむ】 (動マ四) 怪しい様子をしている。「―・うだるものの見えつる/平家 12」
あやし・む: [3] 【怪しむ】 (形容詞「あやし」の動詞化) ■一■ (動マ五 [四] ) あやしいと思う。不思議に思う。変だと思う。疑う。「受付で―・まれる」「―・むにたりない」 ■二■ (動マ下二) {■一■}に同じ。「此勢一所に集らば,人に―・めらるべし/太平記 24」
やぶ: 【野巫】 田舎の巫医(フイ)。一術しか身につけていない者を言い,修行の浅い禅者にたとえる。 ; 【藪】 (1)草木が群がり茂っている所。特に竹の群がり生えている所。 (2)「藪医者」の略。 (3)「藪入(ヤブイ)り」の略。 (4)「藪蕎麦(ヤブソバ)」の略。 ――から棒 〔藪から唐突に棒を突き出す意から〕 だしぬけに物事をすること。前触れや前置きのないさま。 ――に剛(ゴ
あや: 【漢】 古代の姓氏の一。中国からの渡来系氏族で,東漢(ヤマトノアヤ)・西漢(カワチノアヤ)の二氏があった。 ; 【文・綾】 (1)物の表面に表れたいろいろの形・色合い。模様。特に,斜交する線によって表された模様をいう。 「―を描く」 (2)斜めに交わること。また,そういう模様。 (3)言葉や文章の飾った言い回し。表現上の技巧。 「文章の―」 (4)物事の入り組んだ仕組み。すじ
む: (1)五十音図マ行第三段の仮名。両唇鼻音の有声子音と後舌の狭母音とから成る音節。 (2)平仮名「む」は「武」の草体。片仮名「ム」は「牟」の初二画。 ; 【身】 「み(身)」の古形。「むかわり」「むくろ」など複合した形でみられる。 ; 【六】 (1)ろく。名詞の上に付けて,複合語を作る。 「―月」 (2)ろく。むっつ。数を数えるときに使う。 「いつ,―,なな,や」 ;
いやぶ: 【礼ぶ】 〔名詞「いや(礼)」の動詞化〕 礼儀をつくす。うやまう。 「天つ社(ヤシロ)国つ社の神たちをも―・びまつり/続紀(天平神護一)」
くさ-やぶ: [0] 【草藪】 草が茂って藪になっている所。
ささ-やぶ: [0] 【笹藪】 (1) 笹が一面に生えた藪。 (2) 竹藪。
たか-やぶ: [0] 【竹藪】 竹の林。たけやぶ。
たけ-やぶ: [0] 【竹藪】 竹の多く生えている所。たかやぶ。 ――に矢を射るよう 無益でむだなことのたとえ。
のら-やぶ: [0] 【野良藪】 野にあるやぶ。野のやぶ。
みやぶ: 【雅ぶ】 ⇒みやびる
やぶい: 【藪医】 「藪医者」の略。