あやめうち 意味
関連用語
あやめ-うち: [0] [3] 【菖蒲打ち】 しょうぶうち
あやめ: 【漢女】 古代,大陸から渡来して,機織(ハタオ)りに従事した女性。 「―をすゑて縫へる衣ぞ/万葉 1273」 ; 【文目】 (1)模様。色合い。 「常の,色もかへぬ―も,今日は珍らかに/源氏(蛍)」 (2)物事の道理。筋道。 「あやめぐさ―も知らぬ恋もするかな/古今(恋一)」 (3)物の区別。 「山陰は何の―も見わかねど/浜松中納言 3」 ――も知らず 道理・善悪の区
めうち: 【目打ち】 (1)千枚通し。 (2)切手・伝票・小切手などで,切り離しやすいように続けてあけられた穴。 「―を入れる」 (3)手芸用具の一。穴あけや刺繍(シシユウ)の糸さばきに用いる錐(キリ)。 (4)調理用具の一。鰻(ウナギ)・穴子などを調理するとき,おさえるため目に打ち込む錐。 (5)製本で,とじ穴をあけること。また,それに用いる錐。
あやめか: 【菖蒲科】 単子葉植物の一科。葉は剣形。花は子房下位。花被片は六個で,基部は多く合着する。果実は蒴果(サクカ)。ハナショウブ・クロッカス・グラジオラス・ヒオウギなど,世界に約七〇属一五〇〇種がある。
あやめぐさ: 【菖蒲草】 ※一※ (名) 植物ショウブの古名。﹝季﹞夏。《―足に結ばん草鞋(ワラジ)の緒/芭蕉》 ※二※ (枕詞) 「あや」「ね」にかかる。 「香をとめて訪ふ人あるを―あやしく駒のすさめざりけり/後拾遺(夏)」
あやめざけ: 【菖蒲酒】 「しょうぶざけ(菖蒲酒)」に同じ。
あやめのゆ: 【菖蒲の湯】 ⇒しょうぶゆ(菖蒲湯)
あやめぶき: 【菖蒲葺き】 端午の節句の前の晩,軒にショウブを挿すこと。火災をまぬがれるという。
あやめる: 【危める・殺める】 人を殺傷する。 「誤って人を―・めた」
あやめ-あわせ: ―アハセ [4] 【菖蒲合(わ)せ】 「根合(ネア)わせ」に同じ。
あやめ-か: ―クワ [0] 【菖蒲科】 単子葉植物の一科。葉は剣形。花は子房下位。花被片は六個で,基部は多く合着する。果実は蒴果(サクカ)。ハナショウブ・クロッカス・グラジオラス・ヒオウギなど,世界に約七〇属一五〇〇種がある。
あやめ-かぶと: [4] 【菖蒲兜】 しょうぶかぶと
あやめ-がたな: [4] 【菖蒲刀】 端午(タンゴ)の節句に飾った太刀。古くは子供がショウブを太刀のようにして帯びたが,江戸時代には柄(ツカ)をショウブの葉で巻いた木太刀や,飾りものとして金銀で彩色した木太刀をいった。しょうぶの刀。しょうぶだち。
あやめ-ぐさ: 【菖蒲草】 ■一■ (名) 植物ショウブの古名。 [季] 夏。《―足に結ばん草鞋(ワラジ)の緒/芭蕉》 ■二■ (枕詞) 「あや」「ね」にかかる。「香をとめて訪ふ人あるを―あやしく駒のすさめざりけり/後拾遺(夏)」
あやめ-ざけ: 【菖蒲酒】 「しょうぶざけ(菖蒲酒)」に同じ。