あらかんか 意味

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  • 【阿羅漢果】
    阿羅漢に到達した境地。この境地に至ると,迷いの世界を流転することなく涅槃(ネハン)に入ることができるとされる。

関連用語

        あらかん:    【阿羅漢】 〔仏〕 〔梵 arhat 応供(オウグ)・殺賊(セツゾク)などと意訳〕 悟りを得て人々の尊敬と供養を受ける資格を備えた人。小乗仏教では修行者の到達しうる最高の位とする。大乗では,小乗の修行者として否定的に用いる場合と,最高の修行者として肯定的に用いる場合がある。如来(ニヨライ)の十号の一としても数える。羅漢。
        あらかん-か:    ―クワ [3] 【阿羅漢果】 阿羅漢に到達した境地。この境地に至ると,迷いの世界を流転することなく涅槃(ネハン)に入ることができるとされる。
        だい-あらかん:     【大阿羅漢】 (仏) 阿羅漢の中で最も優れた者。また,阿羅漢を敬っていう称。
        だいあらかん:    【大阿羅漢】 〔仏〕 阿羅漢の中で最も優れた者。また,阿羅漢を敬っていう称。
        あらか:    【殿】 〔「在処(アリカ)」の転〕 御殿。宮殿。 →みあらか
        あら-らか:     [2] 【粗らか】 (形動ナリ) (1) 粗悪なさま。「ただ―なる東絹(アズマギヌ)どもを/源氏(東屋)」 (2) おおざっぱなさま。こまやかでないさま。「青糸(セイシ)の髪―に/滝口入道(樗牛)」「神武天皇の御代よりいと―にしるせり/増鏡(序)」
        あらかご:    【粗籠・荒籠】 竹であらく編んだ籠。堤防の護岸に用いる蛇籠(ジヤカゴ)の類。
        あらかし:    【粗樫】 ブナ科の常緑高木。本州中部以西に多い。高さ約20メートルになる。葉は楕円形で硬く,裏面は灰白色。四月頃雄花と雌花が同株につき,堅果(どんぐり)は晩秋に熟す。材はかたく,細工物や建築材などに適する。
        あらかじめ:    【予め】 事の起こる前に。前もって。かねて。 「―ことわっておく」「―準備しておく」 〔漢文訓読に多く用いられた語〕
        あらかす:    【荒粕】 魚の頭・内臓などから作る肥料。
        あらかせぎ:    【荒稼ぎ】 (1)乱暴なやり方でかせぐこと。 (2)一度にたくさんかせぐこと。 「相場で―した」
        あらかた:    【粗方】 ※一※ (副) ほとんど全部。大体。名詞的にも用いる。 「―の人は納得した」「仕事は―終わった」「支度も―整ひ/谷間の姫百合(謙澄)」 ※二※ (形動ナリ) 粗雑であるさま。 「次公が注は―なり/四河入海 5」
        あらかべ:    【荒壁・粗壁】 荒壁土に藁苆(ワラズサ)を混ぜたものを木舞(コマイ)下地に塗った壁。砂壁・土壁・漆喰(シツクイ)塗りなどの仕上げ塗りの下地となる。
        あらかわ:    【荒川】 姓氏の一。 ; 【荒川】 (1)関東山地の甲武信(コブシ)岳に源を発し,埼玉県中央部を流れて東京湾に注ぐ川。長さ174キロメートル。下流は北区岩淵で隅田川・荒川放水路(荒川本流)となる。 (2)新潟県北部を西流して日本海に注ぐ川。山形県との境にある朝日岳に源を発する。長さ70キロメートル。上流に荒川峡がある。 (3)新潟県岩船郡南部の町。荒川{(2)}の下流・河口に位置す
        あららか:    【粗らか】 (1)粗悪なさま。 「ただ―なる東絹(アズマギヌ)どもを/源氏(東屋)」 (2)おおざっぱなさま。こまやかでないさま。 「青糸(セイシ)の髪―に/滝口入道(樗牛)」「神武天皇の御代よりいと―にしるせり/増鏡(序)」 ; 【荒らか】 荒々しいさま。 「戸を―に引開けしは/舞姫(鴎外)」

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