あらぐし 意味
関連用語
ひらぐし: 【平串】 (1)平たくて幅のある串。 (2)「平(ヒラ)打ち{(6)}」に同じ。
あら-ぐし: [2] 【粗櫛】 歯のあらい梳(ス)き櫛。
ぐし: 【五四】 二つの賽(サイ)を振って五と四の目が出ること。 ; 【虞氏】 ⇒虞美人(グビジン) ; 【愚姉】 自分の姉をへりくだっていう語。
ぐし-ぐし: (副) (1) 紙などが,しわくちゃになるさま。くしゃくしゃ。「手柄しさうに見えけれども,―となりけるは/浄瑠璃・出世景清」 (2) ぶつぶつ不平がましくいうさま。「わけもないこと―いつて残らずかへす/黄表紙・金生木」
うらぐ: 〔「うら」は心の意〕 うきうきした気分になる。 「大御酒(オオミキ)に―・げて大御寝(オオミネ)したまひき/古事記(下)」
からぐ: 【絡ぐ・紮ぐ】 ⇒からげる
くらぐ: 【鞍具】 ⇒鞍皆具(クラカイグ)
しらぐ: むちうつ。 「神人,白杖をもつてかの聖がうなじを―・げ/平家 1」 ; 【精ぐ・白ぐ】 ⇒しらげる
ゆらぐ: 【揺らぐ】 (1)ゆれ動く。基礎がぐらつく。 「地震で家が―・ぐ」 (2)安泰でなくなる。危なくなる。 「業界トップの地位が―・ぐ」
乾らぐ: かわらぐ ※一※ (動ガ四) 乾く。 「前髪の風に―・ぎ/浮世草子・男色大鑑 1」 ※二※ (動ガ下二) 乾かす。 「幾日もほし―・げて/浮世草子・永代蔵 5」
和らぐ: やわらぐ ③ 〔形容動詞「やはら」の動詞化〕 ※一※ (動ガ五[四]) (1)激しさや厳しさが静まる。穏やかになる。 「寒さが―・ぐ」「表情が―・ぐ」 (2)打ち解ける。むつまじくなる。 「兄弟よろこび―・ぎて/日本書紀(顕宗訓)」 (3)やわらかになる。 「水がかかれば殊の外―・いでよい/狂言記・皸」 ※二※ (動ガ下二) ⇒やわらげる
安らぐ: やすらぐ ③ 穏やかな気持ちになる。安らかになる。 「気持ちが―・ぐ」 〝可能〞 やすらげる
平らぐ: たいらぐ ③ ※一※ (動ガ五[四]) 〔「平ら」の動詞化〕 (1)平らになる。平坦になる。 「険しかりし路も―・ぎ/日光山の奥(花袋)」 (2)異常な状態が治まり,穏やかになる。また,病気がなおる。 「世の過差―・ぎたりしか/大鏡(時平)」「御くすりの事猶―・ぎはて給はぬにより/源氏(若菜上)」 〔「平らげる」に対する自動詞〕 ※二※ (動ガ下二) ⇒たいらげる
揺らぐ: ゆらぐ ◎② (1)ゆれ動く。基礎がぐらつく。 「地震で家が―・ぐ」 (2)安泰でなくなる。危なくなる。 「業界トップの地位が―・ぐ」
柔らぐ: 争わなくなる