あらごし 意味
- 【粗漉し】
(1)目のあらい漉(コ)し器でこすこと。また,そうしたもの。
「―の砂」
(2)目のあらい水こし。
関連用語
うらごし: 【裏漉し】 枠に布や目の細かい網を張った篩(フルイ)のような道具で食品をつぶして漉し,細かくしたり,かすを取り除いたりすること。また,その道具。 「ゆでた芋を―する」「―にかける」
たわらごし: 【俵腰】 俵のように太い腰。
らごしょう: 【羅睺星】 九曜星の一。らごせい。 →九曜星
あらごと: 【荒事】 歌舞伎で勇士・鬼神の類を主役とする勇壮な狂言。「暫(シバラク)」「鳴神」など。また,その荒々しい所作。元禄(1688-1704)頃初代市川団十郎が始め,江戸歌舞伎の特色となった。 →和事(ワゴト) →実事(ジツゴト)
あらごとし: 【荒事師】 歌舞伎で荒事を得意として演ずる役者。
あらごと-し: [4] 【荒事師】 歌舞伎で荒事を得意として演ずる役者。
あらごなし: 【粗ごなし・荒ごなし】 (1)物を砕くとき,あらく砕くこと。また,あらく砕き彫ること。 「四辺には既に刻める柱頭あり,―したる石塊あり/即興詩人(鴎外)」 (2)物事の処理に際し,細かくやる前にざっと骨組みを作っておくこと。
あらごま: 【荒駒】 「あらうま(荒馬)」に同じ。
あらごも: 【荒薦・粗薦】 〔「あらこも」とも〕 編み目のあらい薦(コモ)。 「庭に―をしきて/宇治拾遺 10」
あら-ごし: [0] 【粗漉し】 (1) 目のあらい漉(コ)し器でこすこと。また,そうしたもの。「―の砂」 (2) 目のあらい水こし。
はらごしらえ: 【腹拵え】 事に当たる前にしっかり食事をしておくこと。 「―して出かける」
かまくらごしょ: 【鎌倉御所】 (1)鎌倉幕府の将軍。また,その邸宅。 (2)「鎌倉公方(クボウ)」に同じ。
まつむらごしゅん: 【松村呉春】 (1752-1811) 江戸後期の画家。京都の人。名は豊昌。月渓とも号す。与謝蕪村に南画を学び,のち円山応挙の影響を受け,蕪村の詩情性と応挙の写実性を融合させた新様式を確立。その様式は弟景文に継承され四条派を形成。
ごし: 【兀子】 「ごっし(兀子)」に同じ。 ; 【語絲】 中国の週刊雑誌。1924~30年刊。孫伏園(ソンフクエン)・魯迅(ロジン)・周作人・林語堂らが,当時の思想界の沈滞を不満として発行。随筆・評論が中心。 ; 【五指】 (1)五本の指。拇指(ボシ)(親指)・食指(人さし指)・中指・無名指(薬指)・小指の五本。 (2)第一位から第五位。 「彼はこの分野では―に入る研究者だ」 ―
はらご: 魚の精巣; 白子; 魚卵; しらこウミザリガニなど無脊椎動物の卵; はららご; 魚精