あらたま・る 意味
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【改まる】
(動ラ五[四])
(1)新しくなる。かわる。「年が―・る」「条文が―・る」
(2)変わって良くなる。改善される。「品行が―・る」
(3)きちんとした態度になる。ことさら堅苦しい態度をとる。「急に―・ってどうしたんだ」
(4)(多く「革まる」と書く)病状が悪化する。危篤になる。「病状にわかに―・り,昨夜死去」
(「改める」に対する自動詞)
関連用語
あらたま: 【新玉・粗玉・荒玉・璞】 掘り出したままで磨いていない玉。
あらたまの: 【新玉の・荒玉の】 語義・かかり方未詳。 「年」「月」「日」「春」などにかかる。「―年経(フ)るまでに/万葉 443」
あらたまる: 【改まる】 (1)新しくなる。かわる。 「年が―・る」「条文が―・る」 (2)変わって良くなる。改善される。 「品行が―・る」 (3)きちんとした態度になる。ことさら堅苦しい態度をとる。 「急に―・ってどうしたんだ」 (4)(多く「革まる」と書く)病状が悪化する。危篤になる。 「病状にわかに―・り,昨夜死去」 〔「改める」に対する自動詞〕
あらたま-の: 【新玉の・荒玉の】 (枕詞) 語義・かかり方未詳。「年」「月」「日」「春」などにかかる。「―年経(フ)るまでに/万葉 443」
あらたまって: 【改まって】 formally.
あらた: 【荒田】 荒れた田。久しく耕作しない田。あれた。 「―に生ふるとみ草の花/風俗歌」 ; 【新田】 新しく開墾された田。しんでん。 「池の中納言頼盛卿の山庄,―まで御らんぜらる/平家 4」 ; 【新た】 (1)新しいさま。今までにないさま。 「―な問題が発生する」「―な局面」 (2)いきいきとして,古びないさま。 「思い出も―な海外旅行」「―な感動をよぶ」 (3)改
あら-たま: [0] 【新玉・粗玉・荒玉・璞】 掘り出したままで磨いていない玉。
あらたえ: 【荒妙・荒栲・粗栲】 織り目のあらい粗末な布。上代,藤・麻・楮(コウゾ)などの繊維で織った布の総称。平安時代以後苧麻織物をいうこともある。 ⇔和栲(ニキタエ) 「―の布衣をだに着せかてに/万葉 901」
あらたえの: 【荒妙の・荒栲の】 「藤原」「藤井」「藤江」など「藤」のつく地名にかかる。 「―藤原がうへに/万葉 50」
あらたえ-の: ―タヘ― 【荒妙の・荒栲の】 (枕詞) 「藤原」「藤井」「藤江」など「藤」のつく地名にかかる。「―藤原がうへに/万葉 50」
あらたか: 神仏の霊験や薬効が著しいさま。いやちこ。あらた。 「霊験―な神」 〔「灼か」とも書く〕
あらたし: 【新し】 あたらしい。 「―・しき年の初めの初春の/万葉 4516」 〔平安時代に「あたらし(可惜)」と混同され,のちには「あたらし」が専用された〕
あらたに: 親規に; 新しく
あらたむ: 【改む】 ⇒あらためる
あらため: 【改め】 (1)改めること。新しくすること。芸名などを改める時,接続詞的に用いる。 「中村芝翫(シカン)―歌右衛門」 (2)取り調べること。ただすこと。多く他の語と複合して用いられる。 「人別(ニンベツ)―」